男性のコンプレックスのひとつに早漏があります。
じつは私も、かつては3分と持たない超早漏でした。
口にこそ出さないものの、『えっ、もう終わり？』と相手の顔にはっきり書いてある、あの場面の気まずさといったら…。
日本男性の約7割とも言われるセックスの天敵から悩める同士を救済すべく、以前、『たった3分からの大逆転』（講談社）という本を上梓しました。
元超早漏の私が、いかにして悩みを克服したかを赤裸々に綴った早漏克服本ですが、なんと発売以降、女性からも早漏に関する悩み相談が届くようになったのです。
まずは実際にいただいた相談メールをご覧ください。
『私は、挿入後すぐにイッてしまうことが多いんです。
何度でもイケる体質ならいいのですが、基本的に一度しかイクことができません。
しかも、イッた後はすぐに眠くなるし、快感もなくなるので、長時間セックスを楽しむことができません。
なるべくすぐにはイカないように自分の気持ちをコントロールするようにしていますが、なかなかうまくいきません。
良い対策法はありませんか？男性と同じように“呼吸法”でなんとかなりますか？』
（27歳・販売）
イキにくい女性にしてみれば羨ましい体質に思えることでしょう。
男性の視点に立っても、イキやすいことをポジティブに捉える方が多数派だと思います。
しかし彼女の場合、何度でも連続してイケるマルチアクメとは事情が異なります。
かなりの時間を開けないと2度目の快感を味わえないというのは、本人にしかわからない深刻な悩みです。
早くイッてしまうことの最大の問題は、体内に性エネルギーを蓄積する時間が短いため、オーガズムで得られる快感が低レベルで終わってしまうことです。
「イッたけど、それほど気持ち良くなかった」という消化不良なセックスになりやすいのです。
相談者の彼女、対処法としての“呼吸法”をご存じとは、かなりのアダムマニアとお見受けしました。
ご存じない方のために簡単に説明しますと、呼吸法は男性の早漏克服に欠かせないトレーニングのひとつです。
普段何気なくしている呼吸ですが、それを意識的に、『短く吸って、長く吐く』を繰り返し行うことで射精を抑制できるようになります。
性メカニズム的には女性も同じですので、イキそうになるたびにこの呼吸法を使えば、オーガズムを抑制することが可能です。
セックスの最中、あからさまに「スーハー、スーハー」とやるのはお互いに興ざめですから、日頃のマスターベーションでイク気を抑えるコツを習得していきましょう。
最後に、早漏に悩むすべての男女に勇気を与える言葉をプレゼントします。
『早漏は才能です』
すぐにイッてしまうのは“感じる力”が優れている証し。
セックスを楽しめる資質を備えているということです。
あとはトレーニングで“コントロールする力”さえ身につければ、もう無敵です。
以下ソース
https://night-woman.jp/article/post-384673/
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