喉は性器に比べて症状が出ないケースが多く、感染に気づきにくい特徴があります。
気になる場合は、検査キットなどで早めに検査を受けてください。
性病は性器だけでなく、オーラルセックスなどによって喉に感染することもあります。
喉に感染する性病で代表的なのが、咽頭クラミジアと咽頭淋病です。
喉の場合も、性器に感染するクラミジアや淋病と同じ菌が原因になるため、性器と喉が同時に感染することも珍しくありません。
また、性行為でフェラチオやクンニリングスなどが行われるのが一般的になり、喉だけが性病にかかるケースも増えています。
続いては、咽頭クラミジア、咽頭淋病について簡単に説明します。
・咽頭クラミジア
咽頭クラミジアは、クラミジアの菌がオーラルセックスなどによって、喉の粘膜に感染して起こる性病です。
咽頭クラミジアにかかると、喉の違和感、発熱など風邪のような症状が出る場合があります。
しかし、過半数の人は感染しても無症状といわれています。
そのため、見た目や自覚症状から感染しているかどうかは判断できないため、 感染の不安がある場合は、性病検査を受ける必要があります。
・咽頭淋病
咽頭淋病は、淋菌がオーラルセックスなどによって、喉の粘膜に感染して起こる性病です。
症状としては、わずかな痛みや発熱などがある場合もありますが、 咽頭クラミジアと同様に無症状の場合が多く、見た目や自覚症状からは判断できません。
咽頭淋病の不安がある場合は、性病検査を受けるようにしてください。
喉の性病の検査は主に、「病院での検査」と「検査キットを使った検査」があります。
病院で検査する場合は、婦人科、性病科、耳鼻咽喉科が一般的です。
ただし、耳鼻咽喉科では、性病の検査を行っていないところもあります。
検査では、喉の粘膜を長い綿棒でこすり取る方法や、うがい液で喉の菌を採取する方法があります。
痛みを心配する人もいるかもしれませんが、どちらの方法でも痛みはなく、すぐに終わるため安心して受けてください。
性病の検査キットを使って、検査を受けることもできます。
検査キットをWebサイトで申し込み、届いたキット（うがい液）を使って自分で検体（喉の菌）を採取し、検査機関に郵送します。
そして、数日後にウェブサイトやメールで検査結果を確認します。
検査キットの注文から検査結果の確認まで、1週間程度です。
検査キットの特徴は、病院に行くことなく気軽に検査を受けられることです。
使い方も簡単で、さらに精度も病院と同等です。
また、咽頭クラミジアと咽頭淋病の両方を検査できるセットもあり、費用は6,000円程度です。
性器のクラミジアと淋病を合わせた4種類の検査だと10,000円程度です。
喉の性病は症状が出にくいため、感染が気になっても放置しがちです。
しかし、そのせいで恋人の喉や性器に性病をうつしてしまうこともあります。
そして、今度は恋人から性器にうつされてしまうリスクもあります。
クラミジアや淋病が性器に感染すると、女性では不妊症の原因になることもあります。
このような事態を招かないためにも、 感染の不安が少しでもあるなら検査キットなどで早めに検査を受けるにしてください。
以下ソース
https://rucora.com/10961/
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