問題をいろいろと孕みながらも、世界中の決して少なくない数のユーザーがアダルト分野のコンテンツへ現実にアクセスしている。
そしてもちろん、昨年の2016年にも世界中で実に多くのポルノ映像が見られていた。

アメリカの大手ポルノサイト「Pornhub」が昨年の視聴傾向を分析してまとめた「Pornhub's 2016 Year in Review」を発表している。

ともあれ昨年の視聴時間はとんでもないことになっていたようだ。
昨年1年間で230億回のアクセスがあり、ポルノ作品が920億回再生されたということだ。
時間にすれば約46億時間ということになり、年に換算すれば52万4000年分というとてつもない数字だ。

国別の通信量はもちろんアメリカがダントツの1位であるが、以下イギリス、カナダ、インドときて、5位に日本が入ってきている。
昨今、Pornhubのコンテンツで日本人ポルノ(アダルトビデオ)の扱いが増えたことが影響していると思われる。

1回のアクセスの平均滞在時間は9分36秒で、国別の1位はどういうわけかフィリピンで12分45秒と群を抜いて長い。
次に南アフリカ(10分46秒)、3番目に本国アメリカ(10分15秒)となっている。
日本は20位で7分27秒と平均より2分以上短い。

そして検索ワードのトップ10は以下の通りだ。

 1. レズビアン
 2. 義母
 3. 熟女
 4. ティーン
 5. 義理の姉妹
 6. ママ
 7. マンガ
 8. 変態
 9. マッサージ
 10. 日本人

ここでも10位に日本人(AV女優)がランク入りしていて、世界的にもジワジワと日本のアダルトビデオの人気が高まっていることがわかる。
中国や台湾などではすでに高い人気があることをご存知の向きも多いだろう。

それでも基本的に検索ワードには毎年それほどの変化は見られないのだが、2016年の特徴としてはやはり米大統領選の台風の目であったドナルド・トランプ新大統領の影響をうかがわせる傾向があるという。
それは「義母」に「義理の姉妹(step sister)」という検索ワードだ。

義母はやはりトランプの3人目の妻であるファーストレディのメラニア夫人であり、義理の姉妹は最初の妻との間の娘であるイヴァンカや2番目の妻の娘であるティファニーをイメージさせることから、これらのワードが上位にきたのではないかと分析している。
特にアメリカでは「義母」が1位で「義理の姉妹」が3位である。
オンラインポルノにおいても2016年は“トランプ旋風”が巻き起こったということだろうか。

昨年、アメリカのニュース雑誌「TIME」で、ネット上に氾濫するポルノグラフィーを特集した号が発売されて話題を呼んだ。
表紙に掲げられたテーマは、ポルノの洪水の中で“生まれた”世代の男子の性のゆくえである。

同誌特集記事のひとつでは、オンラインポルノ視聴の習慣で勃起不全に苛まれているという、ある男子高校生を紹介している。
彼はポルノ視聴が原因で心とカラダが切り離されてしまったと感じており、実際に“生身の”彼女を作ろうという気持ちが起ってこないのだという。
女の子と親密になっても性的な興奮が沸き起こらず、性的不能になったことを自覚しているということだ。

続く

以下ソース
http://www.zakzak.co.jp/love/news/20170218/lov1702181000001-n1.htm

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