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直線で抜け出し、後続の追撃も抑え込んでGI初制覇を果たしたゴールドドリーム。
急死した父ゴールドアリュールに捧ぐVとなった

2月19日の東京11Rで行われた第34回フェブラリーステークス(4歳以上オープン、GI、ダート1600メートル、定量、16頭立て、1着賞金=9700万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の2番人気ゴールドドリーム(牡4歳、栗東・平田修厩舎)が中団追走から直線は馬場のド真ん中を力強く伸びてGI初制覇。タイムは1分35秒1(良)。
クビ差の2着には内からしぶとく食い下がったベストウォーリア(5番人気)、さらに3/4馬身遅れた3着に後方3番手から追い込んだカフジテイク(1番人気)。

「(12着に敗れた)チャンピオンズCはずっと自信持ってたけどダメだった。スタートが良くなくて引っ掛かって伸びなかった。おかしかった。
でも、今日はすごく良かった。馬場に先出しして、ずっと落ち着いていた。スタートも良くて、すぐにいいとこに行けたし、すごい伸びてた。すごいいい手応えでした」

とミルコ・デムーロ騎手がレースを振り返る。内からベストウォーリアに差し返されそうになったことについても

「最後は物見してあぶなかった。でも、余裕があったから問題はなかったけど」

と余裕の笑み。

「ボクは関係ない。何もしてないよ。ただ押していただけ」

とゴールドドリームの強さをたたえた。

うれしさのあまり、禁じ手(日本以外の各国でたびたびやっています)の“飛行機”といわれる手綱を離して馬上で両手を広げる決めポーズもゴール板を過ぎた4コーナー手前で披露したミルコ・デムーロ騎手だったが、「また裁決(さいけつ=審判部署)に呼ばれた。『ダメです』って」としょんぼりするシーンも。
ともあれ、昨年のモーニンに続いて、2017年もJRAのGIはミルコ・デムーロ騎手が弾ける笑顔で幕を開けた。

ゴールドドリームの父ゴールドアリュールは2003年フェブラリーSの優勝馬。
フェブラリーSで父子制覇を達成したのはいずれもゴールドアリュール産駒で、ゴールドドリームは、2010年エスポワールシチー、2014&15年コパノリッキーに次いで3頭目、4例目。
なお、ゴールドアリュールは北海道安平町の社台スタリオンステーションに種牡馬として繋養されていたが、昨日、2月18日に心臓疾患のため死亡した。18歳だった。

また、ゴールドドリーム(牡4歳、栗東・平田修厩舎)の勝利で関西馬はフェブラリーSを2000年から18連勝。
桜花賞の17連勝を超えて、同一GIの単独東西別最多連勝記録となった。

フェブラリーSを勝ったゴールドドリームは、父ゴールドアリュール、母モンヴェール、母の父フレンチデピュティという血統。
北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は吉田勝己氏。

通算成績は9戦5勝。
重賞は2016年ユニコーンS・GIIIに次いで2勝目。

フェブラリーSは、平田修調教師は初優勝、ミルコ・デムーロ騎手は2016年モーニンに次いで2勝目。

以下ソース
http://race.sanspo.com/keiba/news/20170219/ope17021915460008-n1.html

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