【話題】VXガス・サリン・ソマン…殺人神経ガスの背景にナチスと殺虫剤と謎の研究所! [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001逢いみての… ★2017/02/25(土) 00:53:36.59ID:CAP_USER
ヘルドクター・クラレのググっても出ない毒薬の手帳

「毒ガス」と呼ばれる化学兵器の中でも、少量で人間クラスの大型動物をも数分以内に死に至らしめる、最強ジャンルに、「神経ガス(nerve agent)」があります。
神経ガスの一群は、人間を瞬時に殺すことを研究してできあがった、まさに殺人専用化合物です。

ただし、神経ガスといっても“蒸気圧(揮発しやすさ)は低いものから高い物”までさまざまで、単体が化学兵器として使われるというよりは、アセトンやクロロホルム、ベンゼンのような有機溶剤に溶かされた状態で運用されることが多いので、神経「ガス」と呼ばれているだけで、化合物としての性質はまちまちです。
ともあれ今回は、有名な「サリン」をはじめとして、数多くの人殺し専用化合物が生み出された「神経ガス」が完成するまでの壮絶な歴史背景と、その効果についてまとめておきましょう。

殺虫剤というのは虫の見た目には何の影響も与えず、“吹きかけるだけでコロンと殺せてしまう”わけで、これ即ち、昆虫の神経に直接作用して致死的な効果をもたらしているということになります。
もちろん大半の殺虫剤は、昆虫の生理機能には極めて猛毒でも、我々ほ乳類にとっては毒性を気にするレベルではありません。
しかし、科学的にみれば虫と人の逆転殺戮ガスもありえます。
例えば一酸化炭素なんかは、人間には超低濃度でも猛毒ですが、昆虫の血液は一酸化炭素と反応することがないので、たとえ致命的な濃度でも虫は平然としているわけです。

閑話休題。

サリンをはじめとする神経ガスは1936年(昭和11年)ナチスドイツ、殺虫剤が効きにくいシラミに対して有効な殺虫剤を研究している最中に偶然発見されました。

当時のドイツは世界的にも化学に突出しており、空気から火薬を作ったり(ハーバー・ボッシュ法)、メタンフェタミン(覚醒剤)などを合成して実用化していました。
その素地の上で、比較的低分子の有機リン系の誘導体を開発するのはそれほど難しいことではなかったようです。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/02/post_12462_entry.html

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0002逢いみての… ★2017/02/25(土) 00:54:01.03ID:CAP_USER
サリンというのは、毒ガス研究リーダーである「Schrader(シュラーダー)のS、AmbrosのA、RudrigerのR、Lindeのin(強引)」の頭文字を合わせて付けられた名前です。
その後さらに強力な「ソマン」が開発されます。

しかしこれは、戦時中は使う機会がなかなか無く、最終的には運搬する飛行機さえ手配できなくなりました。
最終的に、完全に兵器としてはお蔵入りし、第二次世界大戦では実は使われていません。
けれども第二次世界大戦後期、ソビエト(現:ロシア)の進軍により製造所が突き止められ製造法が流出、さらに戦後、アメリカやイギリスがこれらの神経ガスの存在を接収することで研究は続きます。

戦後、連合国側では「タブン、サリン、ソマン」を初めとする神経ガスをGシリーズとして呼称し、現在もタブンをGA、サリンをGB、ソマンをGDガスなどと呼びます。
タブンやサリンは分解性が高かったのですが、兵器として使うには当時の技術では不可能だったようです。
しかしソマンは安定性が非常に良く、それゆえ、ナチスドイツの最終兵器として最後まで存在が隠されていたようです(やっぱり使われなかったのですが)。

さて、金正男氏暗殺に使用されていたといわれる「VXガス」についてです。
1954年、英国のインペリアル・ケミカル・インダストリーズ(ICI)で殺虫剤を研究していたラナジット・ゴーシュ博士がイオウを含む有機リン系の化合物を研究していました。
これらは非常に強力な殺虫剤「アミットン(Amiton)」と呼ばれるもので、まさかの“サリンと同程度の毒性”があることがわかり、発売停止となりました。

続く

しかし、それを知った“ある研究所”が研究を引き継ぎます。
その研究所こそ、イギリスの生物化学兵器の研究所で、連合軍が接収したサリンなどのGガスシリーズの研究を引き継いだポートンダウン研究所です。

この研究所では、アミットンの可能性を伸ばすために研究を続け、様々な誘導体を開発します。
1950年代後半に、イギリスとアメリカで核開発技術関連で、このアミットンの関連化合物の情報がアメリカにも伝わり、1960年代初期には、当時最強の神経ガスであろうと思われる、VXガスがついに誕生します。

一方、独自にGシリーズの製造法を手に入れたソビエトも独自開発を進めます。
そして、有機リン系分子的な骨格に、VXシリーズと同様に“イオウ”を導入した「VRガス」という化学兵器を1950年代後半に開発したとされています。

VRガスは、無害の状態の二つの化学物質を投射時に混合して、猛毒物質を作り出す「バイナリー兵器」としての運用を目的としていました。
保存時は安定した2液、ないしは3液の状態で貯蔵されていて、発射時には中で反応が開始し、命中時に体内にバラまく事ができるという、保存に難の多かった神経ガスを合理的な化学兵器としたものです。
開発者はSergei Zotovich Ivin、Leonid Soborovsky、Iya Danilovna Shilakovaの3名で、33番目の試験試薬ということからソビエトでは「substance-33」というコードネームで呼ばれていました。
そして冷戦後、これらの情報が亡命した化学者によってバラされ広まり、さらに強力な「Aシリーズ」と呼ばれる神経ガスの存在も明らかになっていくのです。

終わり
0003夜更かしなピンクさん2017/02/25(土) 01:10:52.68ID:oxi9xd7q
化学兵器は核ほどの破滅性はないが、使った側の印象が極端に悪くなる。
だから民主主義勢力側の大々的な使用は
ベトナム戦争の枯葉剤を最後になくなった。

そんなものを未だに使用してる時点で、
恥も外聞もない独裁国家の仕業だってのが丸わかりなんよな。
0004夜更かしなピンクさん2017/02/25(土) 01:27:00.95ID:f43ojuog
アセトン・クロロホルム・フッ化水素など危険なものをいっぱい持ってますw
何かあったら犯罪者扱いされそうで怖い
0005夜更かしなピンクさん2017/02/25(土) 01:28:24.89ID:f43ojuog
歯磨き粉を原料に使ってサリンが出来るんでしょ?
0006夜更かしなピンクさん2017/02/25(土) 01:42:39.20ID:MARa+3Ng
毒ガス兵器は武装勢力レベルでも開発でき、テロにはもってこいの武器。
日本のカルト教団なんて良い例。
0007夜更かしなピンクさん2017/02/25(土) 02:05:10.50ID:jcYhQvek
有機燐リン系殺虫剤は農作物の害虫駆除目的だからな

塩素系のような安定性は無く、一定期間効力を発揮した後分解されて残留農薬に
ならない利点が有ったはず。でもLD50が8とか6とか凄い強力なんだよな
0008夜更かしなピンクさん2017/02/25(土) 08:19:13.73ID:K1trrf7t
オウムがVXガスを作った頃、海外サイトに作り方書いてあるのを
読んだことあるよ。塩素ガスが必要で反応→蒸留この工程を4回ぐらい
やるらしい、触媒がカギになる知っているが書いてはいけないから書かないが
化学式は世界共通だから書かれていると化学の知識ある人では分かってしまうんだよ
サイト管理者が注意しないと書き込みとかされる可能性があるんだよ。
0009夜更かしなピンクさん2017/02/26(日) 02:49:09.14ID:SOwNFAIG
AI「そのうちデータのやり取り全部追跡して準備罪で逮捕できるようにするから
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