痛みが入り口だったり奥だったりと様々ですが、痛みが原因で行為を楽しめず、セックスを拒むことでパートナーと不仲になるなんて方もいます。
痛みがあるので行為を楽しめず、どこか客観的なのでなかなか濡れず、余計に痛みが出るという悪循環。
愛を確かめ合う行為で、不仲になっては悲しいですね。
精神的なものが原因の場合も多く、緊張感で力が抜けず、膣が閉まった状態であったり、十分に濡れていないため痛みがあったりと、原因こそ一概にも言えませんが、性効疼痛を訴える多くの方に共通しているのが、体や膣の力のいれ方や抜き方が上手でないこと。
今年2月頭から2ヶ月間、東邦大学医療センター大森病院 リプロダクションセンター(泌尿器科)にて女性性機能外来を担当している田中祝江医師に協力を得て、性交痛がある方に対してモニターレッスンが行われました。
レッスン受講者は全員受診をしてもらい、身体的・精神的な細かなアンケートにお答えしてもらい、膣圧の測定もしました。
5回に渡るレッスンで、最初は膣に力を入れる感覚がわからなかった方も、広範囲なるにつれ膣の閉まり感や力を抜ける感じを実感でき、最終日には膣の奥の方の力を入れたり抜いたりの感覚も少し感じられるようになって来た方がほとんどでした。
2ヶ月間のレッスン後、全員に数値の良い変化があり、このプロジェクトのメンバーでもある、セックスカウンセラーで東邦大学医学部医学科客員講師の西郷理恵子氏はレッスンによって、数値が12から25になりました。
数値が高いほど、膣圧のコントロールができている証拠です!
他にも、痛みにより性行為自体が困難になっていた方が、性行為をできるようになった方もいらっしゃいました。
これらのトレーニングは、ご自宅でできるものもあるので、ご紹介します。
<ストレッチ>
太ももやお尻、股関節周りが共通して硬い方が多いです。
前屈や開脚、あぐらをかいた状態で体を前へ倒すなど、ストレッチを。
<骨盤底筋群トレーニング>
立った状態で骨盤を真っ直ぐにします。
ペットボトルや枕などを内腿に挟み、挟んだものを潰していきます。
その時、尿意を我慢するようなイメージで、子宮全体を引き上げるようなイメージで潰していきます。
<膣 入り口付近トレーニング>
正座から左右に足を崩した状態。ペッタリとお股が床に着く状態で座って下さい。
その状態のまま、尿意を我慢するようなイメージで、床に触れている股の筋肉がキュっと引き締まるように意識を向けていきます。
一瞬ギュっと力を入れるのではなく、じわーっとゆっくり長く力を入れていきます。
しばらくしたら、全身の力を一気に抜き、股の筋肉も緩んでいることに意識を向けてみましょう。
<膣 中から奥のトレーニング>
同じく、お股がペッタリと床に着いた状態で座って、同じく尿意を我慢するようなイメージをします。
ここから、膣の中、奥の方、と意識を向けていき、キュっと引き上がるようなイメージをしながら力を入れていきます。
こちらも、ゆっくりと力を入れしばらくしたら一気に力を抜きます。力が抜ける感覚を覚えて下さい。
注)
どの動きも、呼吸が止まらないよう、ゆっくりと呼吸を続けて下さい。
肩や首は楽に。
モニターレッスンに参加した方達は、レッスン開始から終了時に計測をするまでの2ヶ月間、ご自宅でもこれらの宿題をしてもらっていました。
しっかりと意識を向けながらのトレーニングで、最初はわかりづらいですが力の入れ方と抜き方がわかるようになってきます。
痛みを少しでも感じる方は、是非お試しを♪
痛みの解決から、今度は楽しめるセックスができるように!
以下ソース
https://night-woman.jp/article/post-839538/
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