企業研修などでビジネスマンのみなさんに講義をしていると、こんな悩みを相談されることがあります。
それは、「男性部下とはすぐに打ち解けることができるけれど、女性部下にはなかなか心を開いてもらえない、関係性を築くのが難しい」とというものです。

そこにはあるポイントがありました。
しかも、それは、恋人や夫婦間でのコミュニケーションにおいても重要なポイントです。
ぜひチェックしてみましょう。

想像してみてください。例えばあなたが上司だとします。
女性の部下から「今度のプレゼンの資料を作っているのですが、表紙の色はブルーかピンク、どちらの方がいいですか?」と相談されたとします。そんなとき、あなたはどう回答しますか?

「今回の資料は内容も堅めだし、男性向けの商品だからブルーの方がいいかな」と回答してしまった人。
言っていることは正しかったとしても、女性部下の心を掴む上司になることを目指しているのであればNGです。
いったい何が問題なのでしょうか。

まず頭の中に入れておいてほしいことがあります。それは、「すぐに解決しようとするのはやめる!」ということです。
「相談されたらスグに解決する」「即解決が最高のプレゼント」と思っているあなた、実はそれが落とし穴。惜しいのです。
もし良い上司だなと思われたい、相手との関係性をよくしたいと思っているのであれば、その考えを封印しましょう。

「Aさんはこの資料だったら、どっちの表紙がいいと思ってる?」と、まずは「質問を質問で返す」こと。
質問を質問で返す「質問返し」を失礼だと考える男性は少なくありませんが、実は、最初に「あえて相手の選択を聞く」ことが相手に信頼される上司になる近道です。

そこで、Aさんが、「え、私ですか? どちらかといえば、ピンクにしようかと……」と答えたとします。
「そうだね! うん、Aさんセンスがいいね」「確かに、その方がこの資料には合うかもしれない!」「この資料はちょっと堅い内容だから、あえてピンクにするとやさしい感じがするね」などと、重ねて「共感」すること。
さらに共感をしながら、「ありがとう」の一言を付け足してあげると、相手との信頼関係を深めることができます。

もちろん、仕事の場合は、すべてに部下に共感してあげることはできないこともありますが、今回のように部下の考えに任せてもいい内容も少なくありません。
もしくは、上司としてきちんと正解を教えなくてはいけない場合も、まずは相手の意見を聞き、「ありがとう」と伝えたあとに、あなたの意見に誘導してあげてください。

人は正論を言って否定してくる人よりも、共感してくれる人に心を開きます。そして特に女性はその傾向が強いものです。
すぐにあなたの中の「正解」を言うのではなく、「あなたはどう思う?」と相手の選択に耳を傾け、相手の意見に共感する。
これができるとお互いの距離がグッと近づきます。

ただし、使うタイミングや使い方によっては、この質問返しがマイナスになってしまう場合もあるので注意してください。
選択肢が多すぎて彼女自体が判断に悩んでいて、あなたの意見を聞きたいというものに対して、「キミはどう思うの?」と聞いてしまうと、「えっ、なにを答えればいいの?」「圧迫されてる?」「私に任せきりで、自分で考えろということ?」ということになりかねません。

その判断基準は、彼女のなかにすでに「選択肢」があるかどうかです。
そして、「選択肢の中から相手に選んでもらう」というルールは忘れないでください。

続く

以下ソース
https://allabout.co.jp/gm/gc/469102/

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/