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ポンペイ「Wikipedia」より引用

西暦79年、ヴェスヴィオ火山の大噴火で一昼夜にして壊滅した古代都市ポンペイ――。
火山灰に埋もれた数千人に及ぶ市民や当時の街の様子が現在まで姿を残しているが、その中には現代の我々にとっても親近感を覚えるものも存在する。

この度、ネット上で大きな話題となっているのもその1つ。
世の男性なら誰もが同情せずにはいられない“アレ”の最中に亡くなったと思しきポンペイ市民がいたのだ。

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画像は「Daily Dot」より引用

この姿勢に多くの読者が、見覚えがあることだろう。そう、この男性は“自慰行為”の最中に亡くなったようなのだ。
ベッドで事に及んでいたのだろうか、仰向けで横になり、右手はイチモツに添えられているように見える。
表情は恍惚とし、やや上半身に力が入っていることから、もしかしたら終わりが近かったのかもしれない。

1900年以上も前の男性が“日課”をこなしていたと思うと、なんだか微笑ましくなるが、ポンペイは快楽の都市とも呼ばれており、娼館や男女の交わりを描いた壁画、性行為中の同性愛者が発見されている。
そんな街でこの男は1人マスをかいていたと思うと、少し複雑な気分でもある。

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娼館に残っていた壁画「Wikipedia」より引用

現在この男性は「Twitter」を始め、海外掲示板「Reddit」「4chan」などで大きな話題となっており、孤独なマスターベーターに多くのコメントが寄せられている。

「彼は最期の瞬間まで握っていた……偉大な男だ」
「愛するモノを抱きしめながら逝けたのね」
「お相手の彼女は避難した(evacuate)けど、彼は射精した(ejaculate)ってことか」

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石膏で復元された遺体「Wikipedia」より引用

とはいえ、彼は本当に硬いまま逝った(die hard)のだろうか?つまり、自慰の最中に即死したのだろうか?
もし、彼が火山ガスの吸引によって死亡したとすれば、即死もあり得るだろう。火山ガスに含まれる硫化水素ガスを高濃度で吸い込めば、ほぼ即死すると言われているからだ。
ただし、彼が高音の熱衝撃によって死んだとすれば、どれほど我慢強くとも自慰を続けることは不可能だったかもしれない。

オンラインニュース「The Daily Dot」(7月3日付)によると、25年間にわたりポンペイ市民の死因を調査している火山学者、ピエール・パオロ・ペトローネ氏は、自慰行為説に否定的な見解を示しているという。
熱によって手足が収縮し、偶然にも腕があらぬ位置に置かれただけであり、自慰行為をしていたとは考えられないとのことだ。
その証拠に、犠牲となったポンペイ市民の多くが不自然な姿勢で発見されているらしい。

今となっては、彼がどのような人物で、死の間際に何をしていたのかは分からないが、少なくともリア充ポンペイ市民を脇目に寂しく自慰に耽っていたわけではなかったようだ。

とはいえ、そんなことはどうでも良いことだろう。
事実がどうであろうと、彼は孤高のマスターベーターとして、これからも世界中の人々にささやかな笑いを提供してくれるに違いない。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/07/post_13781_entry.html

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