運転中の秘書を執拗に罵倒する豊田真由子衆院議員の音声が公開され、少し前に世間を賑わせたが、些細なことでキレて大声で怒鳴るような人が身近にいたらたまったものではない。
「教えて!goo」には「声をあらげ怒鳴る夫」という相談が寄せられている。

離婚したくても様々な事情で一緒に暮らさざるを得ない人はたくさんいるだろう。
怒鳴る夫とうまくやり過ごす方法はないものだろうか。

些細なことで激昂する人は、他者と関わる中で問題を生じる人格(パーソナリティー)障害の疑いがありそうだ。

「怒鳴ったり、暴言を吐くことで相手をコントロールしようとするのは、境界性人格障害や自己愛性人格障害などによく見られる行動です」

と、ゆうメンタルクリニックの森しほ先生が指摘する。
どういった特徴があるのだろうか。

「自分を受け入れてくれそうだと思った途端に本性を現しますが、親しくなるまではむしろ優しすぎるぐらい優しい」

と森先生。
「外面がとてもいいので、結婚するまで本性を見抜けないこともあり得る」というから非常にタチが悪い。
夫の人格障害に気付いたときには、既に引き返せない状況になっている可能性も十分に考えられる。

人格障害の夫のターゲットになるのは、妻や親しい友達など「どんなに傷付けても自分から離れていかないだろう」(森先生)と思える相手となる。
身近な人を対象にするのは甘えからなのか?

「心の底では『相手は自分を嫌っているのでは?』『いつか自分は見捨てられるんじゃないか?』という不安も抱えています」

と森先生。
ならばむしろ好かれるように心掛けそうなものだが……。
森先生は「その不安感から暴言や暴力に走り、傷付けても受け入れてもらえることに安心感を覚えるのです」と説明し、「もちろんその安心感はすぐに消えてしまうため、何度も何度も繰り返すことになります」と表情を曇らす。

エンドレスでこんな関係が続くとなれば、大抵の人は受け入れ難いはずだ。
矯正できないものなのか。

「一番いいのは、人格障害だと分かったら距離をとること」と森先生。

「長い年月をかけて形成された人格はそうそう変わるものではない。結婚したり子供が生まれたりすれば変わるという期待を持ってしまいがちですが、性質は変わらないことの方が多いでしょう」

と付け加える。

とはいっても、結婚していると距離をとるのが難しい。
うまくやり過ごすことはできないものか。

森先生は「人格障害の人は、究極の内弁慶です」と言い切る。
外面がとてもよく、会社の上司や、義理の両親や友達には穏やかで腰が低い男性を演じる一方、身内だと認定し相手が離れていかないと確信した場合にのみ支配的な行動に出るそうだ。

「ですから、一対一の関係では決して解決できないと思ってください。怒鳴られた時は、うろたえたり謝ったりすると相手の思う壺です」

と森先生は警告し、「一番良いのは、きちんと専門家に入ってもらうこと」とアドバイスする。
メンタルクリニックやカウンセリングに行くことを提案し、たとえば認知行動療法などを用いて、怒鳴らずに済むようにセルフコントロールができるようになることを目指すことが望ましいそうだ。

どうしても受診を嫌がる場合はどうしたらよいのだろうか。

「家族や共通の知人を交えて話し合いの場を設けてください。年上、目上の人だとなおよいですね」

と森先生。

「二人っきりの秘密にしてくれると思うから増長する。外面が良いので誰かに知られていると思えば、だいぶ抑えが効くようになります」

と理由を明かす。

優しくするよりも、相手が嫌がることを念頭に接していけば、自ずと道が開けてくるのかもしれない。

以下ソース
https://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/0a60641ba47f1b2353b23082509bb61d/

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