それでも、罪悪感はあるようで、殺した相手が夢枕に立ったという話を以前はよく聞きました。それで自首した例もあります。
でも、懲役に行っていたオットの若い衆は、「むしろカタギさんのほうが、サバサバしていて怖かったです」と苦笑していました。
この若い衆と同じ施設にいた政治運動家さんは殺人犯で、「だって、(殺人も)組織のためですから」とまったく悪びれず、どうやって殺したかを笑いながら具体的に話していたそうです。
まあ、私が女性だから若い衆たちも気を許して話してくれるのでしょうが、幽霊よりもヤクザよりも、その運動家さんのほうが怖いなあと思ってしまいました。
終わり