日中を森で過ごせば、その日の夜はスゴいことになる。かも （深澤宏太撮影）
８月に入り、夏も本番を迎えました。
夏というと海のイメージがあります。水着姿の女性は目の保養になり、気分も高まりますが、アンチエイジングの観点でいうと、旅先には山もお勧めです。
木々に囲まれた山道を歩くと、涼しさと同時に爽やかさを感じ、リフレッシュできます。そこには、樹木から発生するある物質が大きく作用しています。それが、『フィトンチッド』です。
フィトンチッドは、植物にとって有害な細菌や虫から、自らを守るために発する殺菌力のある化学物質のこと。
“フィトン”が“植物”、“チッド”は“殺す”という意味になります。随分と物騒な名前に感じますが、人間には害はなく、むしろ癒やしや安らぎがもたらされます。
森林浴の効果を高めてくれる成分というわけです。
リラックスすることで日頃のストレスも緩和。老化の原因となる活性酸素の除去によるアンチエイジング効果もあります。
夏の疲れも癒やされ、免疫力アップなどの効果も期待できます。
ヒノキやクスノキで作ったタンスなどに虫がわきにくいとされるのも、フィトンチッドの効果があるから。
香りによるリラックス効果も見込めるので、家具選びの際は参考にするといいかもしれませんね。
また、山には木だけでなく、川が流れていたり、そのほかにたくさんの生物もいたりします。
小川のせせらぎや、木々の擦れる音、小鳥のさえずりなどの自然界の音を耳にすることでも、リラックス効果が得られます。
これらの音は『ｆ分の１のゆらぎ』といわれ、不規則なリズムが自然と一体化して、聞く人に癒やしを感じさせます。
とにかく山は、アンチエイジングに繋がる効果であふれています。歩けばいい運動にもなる。
水着美女はいませんが、若返りの期待ができる場所でもあるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
以下ソース
http://www.zakzak.co.jp/lif/news/170807/lif1708070005-n1.html
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