トモミさんも、今はウィット(セックスレスブログでもやったらウケそう)に富んだ文章を書く理性と思考が働いていますが、性的魅力あふれる相手の出現や夫の浮気など、何かきっかけがあれば、罪の意識でかかっていた歯止めが無力化することでしょう。
今回、相談というかたちで僕にアドバイスを求めていますが、性欲を我慢できる魔法の呪文が知りたいのではなく(そんなのないけど)、道を踏み外すきっかけとなるよう背中を押されたがっているのがバレバレです。だから、お望み通り押します。それも思いっきり。

結婚は制度。性欲は欲望。制度に欲望を閉じ込めることなんて無理なんです。人類の歴史がそれを証明してくれています。
そして、セックスはただの行為で、元来はそこに意味や価値はないのに、愛だとか神聖だとか、はたまた悪だとか、勝手にレッテルを張って姿を変えられてしまっています。
快を求めてセックスしたからって汚れるわけではないし、我慢できたから偉いわけじゃない。そもそもバレなきゃいいんだし、みんなそうやってます。だって気持ちいいこと嫌いな人なんていないんだから、やって当然、やらなきゃ損々。

さあ、踏み出しましょう。家庭の外でセックスをしちゃいましょう。
相手探しはそれなりに手間がかかりますが、ネットやSNSを駆使し、ヤル対価でお金をもらおうなんて欲をかかなければそう難しいことではありません。コンドームもあるし、病気の知識も簡単に手に入るし、生殖と快楽を切り離せるいい時代を謳歌しましょう。

ただし、た、だ、し、ですよ、自己責任だっていうことは、どうやったって変わりませんからね。
セックスするのはトモミさんなんだから、セックスした責任はトモミさんにあります。夫がインポ気味だろうが、僕に背中を押されたからだろうが、気持ちイイ思いするのはトモミさんなんだから、責任はトモミさんにあります。
情状酌量の余地はあったとしても、トモミさんに責任が全くないわけにはなりません。

そして、僕の中では無罪でも、社会的にどうなるのか、夫がどう思うかはやってみなきゃわかりません。
男優もそうでした。二度と普通の社会生活は送れないんだという予感はあって、日陰で生きていく覚悟も少しはしていて、そうなったらそうなったで知らねーよとヤケクソでした。
だけど実際は、多少の肩身の狭さは感じつつも、普通か、それ以上に充実した人生を今のところ送れています。

責任は自分で取らなきゃだし、やってみた時にどんな責任を取らされるのかはやった後にしかわからない。
だから、僕の座右の銘は、「やらずに後悔するより、やって反省しよう」です。
大抵のことはどうにかなります。人が死んだりしないで、どう考えても悪いことでもない限り、やってみることをおすすめします。

最後に、一応、なぜ日々エロくなってしまうのかを自己分析しやすいように、セックスに求められるものを羅列しておきます。
トモミさんが欲しいものがどれか見極め、それだったら外に行くしかないとなるのか、夫の気持ちを変えられればインポでもなんとかなるのか、方針が決まりやすいと思いますので参考にしてください。

セックスに求める代表的なものは、

・性器で得られる快感(→外)
・子づくり(→病院)
・パートナーに求められているという実感(→夫)
・肌の温もり(→夫or外)
・自分が持つ女性性の肯定感(→外!)
・ときめき(→外)
・性に対する好奇心を満たすこと(→外)
・自分をまんま受け止めて(理解して)欲しい(→外?)
・若さ(肉体の衰えの否定)の手応え(→外)

それでは、セックスレスで悩むある女性の心の叫びを本当の最後に。

「誰でもいいわけじゃないけれど、夫とじゃなければダメってことではありません」

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森林原人さん

終わり