伊藤憲二の『ガチンコ素人ハメ撮り地獄変』

メンヘラ、ジャンキー、闇金に追われて二束三文のハメ撮り撮影料に群がる有象無象は枚挙にいとまがないが、ある意味で一番ヤバかったのは、早慶の現役学生でアナルバイブから緊縛まで何でもござれのモデルだ。
年齢確認のために保険証と学生証を見せてもらったが、学生証には「早稲田政経」という文字が記されていた。

私が勤めていたエロ本編集部は、早慶がボリュームゾーンなので別段珍しくもないが、ハメ撮り志願のネーチャンは稀だ。
エロ本に跋扈している連中は、学歴こそあるものの人生を大きく間違えた人間ばかりなので、上記の学歴があれば大抵の有名企業へ入社可能だ。
しかし、間違ってエロ本でハメ撮りされている姿を全国にバラ撒くとなれば、彼女の進路は著しく狭められるだろう。
つーか、カタギの職に就くことはエクストラハードモード。まさに百害あって一利なし、なのだ。

「一体、どんな女が来るんだろうか?」と喫茶室でおびえて待っていると、どうにも野暮ったい身なりで地味顔のネーチャンが現れた。
通常であれば「今回はご縁がなかったことで…」とお引き取りを願うのだが、今回のテーマは「高学歴素人ハメ撮り」となっていたのでそうもいかない。

職業柄、ジャンキーでも化七人三のクリーチャーでもカメラを向けると息子は条件反射で稼働するのだが、悪食の我が息子でも「これは無理だろう…」と逡巡してしまうくらいのレベル。
仮名さえ付けるのは癪だが、一応「マナ」ちゃんとしておこう。

学生証をマジマジと見ると、彼女は現役で大学に入学している模様。黙っていればバラ色の未来が約束されているのに、どうしてマイナスにしかならないハメ撮りなどに応募したのだろう。控え目に言っても正気の沙汰ではない。
お顔はアレだが、「まぁ、どうせモザイクかけるから顔はどうでもいいか」と気を取り直してホテルへと向かった。

まずは下着姿の撮影をするのだが、彼女の下着は上下バラバラな上に、中高年が履いているような下着を着用していた。
撮影だって言っているのだから、せめて安くても何とかならんものなのか。仕方なく、筆者のバッグに入っている女モノの下着を貸し出し、ギリギリ及第点まで持ち込んだ。
よもやバッグに忍ばせている下着が役に立つ日がくるとは思わなかった。

撮影に必要な諸々のカットを取り終えたところで、メインディッシュの本番である。
ここで彼女はとんでもないことを言い出した。

「私、処女なんです」

続く

以下ソース
http://www.menscyzo.com/2017/09/post_14913.html

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