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10年ぶりにグラビアに復活(撮影/馬場ひろし)

「着エロ」という新語が誕生したのは、2002年頃とされる。
携帯電話から鳴る「着メロ」をもじり、「着衣のエロチシズム」を表わす言葉として生まれ、やがて大ブームを巻き起こした。

Tバックにこだわった元祖“着エロの女王”・堀口としみが当時を振り返る。

* * *

私はレースクイーンから着エロの世界に転身したんですが、風当たりは強かったですね。
まだジャンルそのものが新しいから「あんなAVみたいなことやってイヤだ」と言われて……。

ところが、そう言っていたレースクイーンの子たちが数年後には一斉にTバックを身に着けていた。
私としては「痛みを伴う改革」でしたけど、素直に「勝ったな!」と(笑い)。

私がTバックにこだわったのは、セミヌードだと手ブラなどで動きが制限されますが、自由に動いても見える見えないを気にしなくていいから。
ただ、チェーンの時だけは、ちょっと動くと何かが見えてしまいますから、じっとしてました(笑い)。
インパクトは大だったとは思いますけど。

衣装というか、何を身に着けるかはアイデアを出し合いましたね。
サイパンにロケに行った時は、ちょうど「SARS」という新型の感染症が話題になっていた。マスク着用が義務づけられて、そしたらスタッフが「これを衣装にしようよ」って。
それが「前代未聞のマスクブラ&マスクパンティ」の誕生のきっかけでした。

サイパンではもう一つ、スタイリストさんが朝食用にバナナを大量に買って来て、これまた「ブラとパンティに使えるんじゃない?」と(笑い)。

実はこの8月、ちょうど10年ぶりにグラビア復活を決意して、新作を撮影してきました。
当時のDVDはBGMがバックに流れていたけど、今は深いため息など「生音」が入る。これは新鮮でしたね。

以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20170921_614009.html

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