そんな彼も帰り際に私の手を取り、体中から緊張感が伝わるほど、まっすぐな目でいきなりのプロポーズ。
驚きすぎて言葉も出なかった。「借金は一緒に頑張って返していこう、秋田に引っ越しておいで」って。

なんて純粋でまっすぐな人なんだ。私が人を利用する悪人だったら返済協力させてポイっとされる可能性だってあるのに。
素敵ないい人だったからこそ、変な女に騙されないでほしいと切に願う。

次回、「またお金を貯めて指名する」と言ってくれた分、彼のために秋田へ行かない方がいい気が、なぜかしてきた。なんだかレッスンで行ったのに、変な罪悪感だ。
彼には私みたいな女でなく、地元なり都会擦れしていない純朴な女性を見つけて幸せになってほしいと願う。

そして風俗嬢には気をつけてほしい。
だって、風俗嬢は「お金が好きだから」とか、「借金があって」とか、ほぼお金が理由で働く人たちが多い。自分も含め、お金のためならちんこをしゃぶる人たちだ。
擦れていない純朴な青年が、今後、風俗嬢にどっぷりハマらないといいのだけれど。

そして、早く素敵なお嫁さんに出会えることを祈ってます。

終わり