足立区は僕にとって未開の地でした。横浜育ちにとって足立区は敷居が高いのです。ハッキリ言ってちょっと怖い。
でも、どこかの女性起業家かメディア関係者が「名刺は足立区じゃない方がいい」みたいな事を言っていましたが、それはダサいでしょう。
都会生まれの人の発想ではないですね。足立区でもどこでも仕事がデキればいいではないですか。僕はそういう人と仕事がしたいですね。

足立区と言うと僕にとっては、ヤンキーと暴走族の街でした。最近はおしゃれになりつつあります。北千住駅など非常に近代化されています。
北千住と言えば"武闘派暴走族・北千住極悪"だったのですが、現在はそんな面影はありません。
極悪で言うと梅島極悪もありますね。西新井極悪というのもあったでしょうか。梅島はビートたけしさんの出身地としても知られている土地です。

僕がミリオン出版にいた時、上司の編集長Hさんが足立区でしたので、昭和30年代の足立区の話をしていただけました。
昭和30年代の小学生は雨で荒川が氾濫したら、道が雨水であふれ、イカダで小学校に通っていたという衝撃発言も頂きました。
また、自動車を見たのは10歳ごろが初めてだったそうです。このように足立区の特異性は話には聞いていました。

実際、僕が足立区に足を踏み入れた時です。足立区は坂が少ないため、自転車にスピードが出ます。金髪アイパーのヤンキーが物凄いスピードで走っていたのも足立区っぽいです。
また暑い夏の日は、マンホールが鉄板並みに熱くなるため、住民がその上で目玉焼き焼いていたという話も衝撃でした。

そんな足立区に都市伝説のような話があると聞きました。「コロッケ売春」です。
それは夕飯のコロッケを作る時(コロッケでなくても良いのですが)、そのお金を稼ぐために主婦たち春を売るというものです。
数年前、僕はその噂を確かめるべく、足立区に足を踏み入れました。

噂ではパチンコをしているとコロッケ売春目的の主婦が話しかけてくるというので、パチンコ屋の周りをグルグル回ってみましたが、そういう雰囲気の主婦はいない感じでした。
コロッケ売春なんて本当にあるのか?疑心暗鬼になります。
そこで、ある駅のテレクラに入りました。何人かとお話しました。もちろん主婦としか話はしませんでした。

できれば、熟女が良かったのですが20代後半の主婦とアポイントが取れました。
今から会えるというのですが、「家に来て」と言います。時間は午後6時ぐらいでした。
家に来てって......。

ご主人がいたら。いや美人局だったら。足立区は怖いという僕の先入観がその主婦の誘いにストップをかけます。
いきなり自宅に呼ぶのは向こうも危険なのでは、と普通思いますよね。

しかし、取材しなければ記事にならないと勇気を出して主婦の家に行く事にしました。未開の地ですし、他人の家にそれもそういう目的のために行くって相当緊張します。
当然、すんなり初見の家など分からない為、携帯でナビをして貰います。足立区の道は大通りから一歩入ると、道が細く暗く、まるで都会の森に迷ってしまったかのようになります。
携帯を耳に当てて「電柱が見える? そこをまっすぐ」「そのまま道なり」というようなナビを聞きながらアパートの前まで着きました。

続く

以下ソース
http://tablo.jp/street//news002530.html

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