同記事について詳しく考察したブログメディア「In Deep」は、近年の日本における地震発生状況が、9世紀に全国を大地震が襲った貞観時代と似ていることを指摘している。
このような大地震のサイクルについて詳しく解説するとともに、もっとも南海トラフ地震が起きやすい時期がちょうど今、つまり12月であることをお伝えしなければならない。
「フィナンシャル・タイムズ」の特集を要約すると、日本で今後30年以内に70%の確率で起こるとされているM8〜9の巨大地震が現実となれば、一晩で日本の経済が壊滅するとともに、数多くの「メイド・イン・ジャパン」を利用している米国民も大打撃を受けることになるという。
直近2回の南海トラフ地震は、昭和東南海地震(1944年)が第二次世界大戦中、昭和南海地震(1946)が終戦直後と日本が経済成長を果たす前だったため、世界に与える影響は小さかった。しかし、日本が先進国に仲間入りし、グローバル経済が進んだ現代ではそうはいかない。
世界的に影響力のある経済紙が、このような特集を組んで懸念を表明するのも無理はない。
さて、現在の地震発生状況が9世紀の貞観時代と似ていることは、筆者も以前から警告してきた。その他に400年前の慶長年間の前後、そして約300年前の地震の傾向にも(大地震だけでなく富士山噴火も起きているなど)共通点が見られるため、これら3つの時代と同レベルの大地震・大噴火は、現在でも十分に起こり得るものとして警戒すべきだ。
以下、過去の大地震・大噴火に対応する近年の状況を簡単にまとめる。
【貞観時代の大地震・大噴火】
・ 863年7月6日:越中・越後地震 → 新潟県中越沖地震(2004年)
・ 864年7月2日〜:富士山・貞観大噴火 → 富士山大噴火(201X年?)
・ 868年7月30日:播磨国地震(兵庫県内陸)、M7 → 阪神淡路大震災(1995年)
・ 869年7月9日:貞観地震(三陸沖?)、M8.3〜8.6 → 東日本大震災(2011年)
・ 878年10月28日:相模・武蔵地震、M7.4 → 首都直下地震(201X年?)
・ 887年8月22日:仁和地震(南海トラフ?)、M8.0〜8.5 → 南海トラフ地震(201X年?)
【400年前の大地震・大噴火】
・ 1596年9月1日:慶長伊予地震(愛媛県、中央構造線)、M7.0
・ 1596年9月4日:慶長豊後地震(大分県)、M7.0〜7.8 → 熊本地震(2016年)
・ 1596年9月5日:慶長伏見地震(京都)、M7.5
・ 1605年2月3日:慶長地震(南海トラフ説あり)、M8 → 南海トラフ地震(201X年?)
・ 1611年12月2日:慶長三陸地震、M8.1〜9 → 東日本大震災(2011年)
・ 1619年5月1日:肥後(熊本)、M6.0 → 熊本地震(2016年)
【300年前の大地震・大噴火】
・ 1677年4月13日:延宝八戸沖地震(三陸沖北部)、M7.2〜8.0 → 東日本大震災(2011年)
・ 1677年11月4日:延宝房総沖地震、M8.0 → 房総沖大地震(201X年?)
・ 1703年12月31日:元禄関東地震、M8.1 → 首都直下地震(201X年?)
・ 1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ)、M8.4〜9.3 → 南海トラフ地震(201X年?)
・ 1707年12月16日〜:富士山・宝永大噴火 → 富士山大噴火(201X年?)
続く
以下ソース
http://tocana.jp/2017/12/post_15422_entry.html
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