現在、都内の風俗店の営業形態で主流なのが“派遣型”。その代表は、無店舗型でお客さんとは主に電話でやり取りをするデリバリーヘルス(通称:デリヘル)や、受付でお客さんと料金のやり取りをした後に女性を派遣するホテルヘルス(通称:ホテヘル)などだ。
派遣型風俗店の事務所は、自然とラブホテルが密集するエリアになり、ラブホテル街=風俗街でもある。
新宿・歌舞伎町、渋谷・円山町、池袋の北口周辺、そして鶯谷の北口周辺は、“都内4大ラブホテル街”と呼ばれることが多く、その中で異彩を放つのが鶯谷だ。
都内4大ラブホテル街の他のエリアが、飲食店や遊戯施設が密集する繁華街に隣接していることに対して、鶯谷は駅北口前にコンビニや数軒の飲食店はあるものの、基本的にはホテル街が広がっている。
エリアの広さとホテルの密集度を考えると、都内で一番のラブホテル街と言えそうだ。
ちなみに、鶯谷という地名は行政上の区分にはなく、台東区根岸一丁目、二丁目界隈を指すことが多い。
一時期はコリアンデリヘルの事務所が数多くあり、聖地とまで言われていたが、現在は熟女・人妻デリヘルが主流になっているようだ。
繁華街ではないので、店舗型風俗店は1軒あるのみ。対して、ラブホテルの件数は約70軒とも。
正確に数が把握できないのは、風営法に基づいたラブホテルとしての経営と、旅館業とか混在していることによる。最近は、一般旅館業として登録しているホテルが、時間帯貸しでラブホテル同様に利用できたりもする。
ここ最近の鶯谷のホテル街の特徴といえば、リニューアルオープンをするホテルが続出していることだろう。外観や内装を改築するところもあれば、オーナーチェンジなどで店名からすべてを変えるホテルもある。
外国人観光客が純粋に宿泊施設としてラブホテルを利用することが増え、それに対応する意味もあるそうだ。
いずれにしても、より利用しやすくなっている鶯谷のラブホテル街だが、ある都市伝説が存在する。
それは『A』というホテルに対するもので、聞こえないはずの足音が聞こえた、いきなりテレビが点いた、最中に人の気配を感じた、といったものだ。
Aの外観は、古き良き昭和のモダンレトロな佇まいだ。こういったホテルは、界隈に詳しい関係者曰く「三十年前までは何軒か残っていた」が、多くは老朽化で取り壊され、現在、洋式のホテルなどに建て直されている。
しかし、このホテルだけが戦後に建てられ、そのまま残っているという。
このホテルに呼ばれたことがある三十代の風俗嬢は、
「中に入るとお線香のニオイが漂っていることがあるの。オシャレなお香ではなく、仏壇に供えるお線香そのもの。畳の部屋もあるんだけど、そこにお線香のニオイが染みついている気がした」
と教えてくれた。さらに、お風呂は現在となっては珍しいタイル張りで「昔、田舎のおばあちゃんの家で入ったお風呂みたい(笑)」と笑った。
もちろん掃除などは行き届いていて、情緒ある温泉旅館のようだという声もある。しかし、この線香のニオイが気になる利用者も少なくないようだ。
続く
以下ソース
http://www.menscyzo.com/2017/12/post_15142.html
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