戸叶和男の『日本奇習紀行』

今年9月、兵庫県警の現職警察官(39)が、部下の女性(30)と、あろうことか勤務中に警察署内で性行為に及ぶという、前代未聞の不祥事が発生。
すぐさま巷を騒がせることとなったが、何もこうした行為は今に始まったことではないようで、それを示すかのように、かつてこの国には、「仕事中のセックス」を大々的に認める慣習も存在していたのだという。

「そりゃあ、昔は今みたいにいろんな娯楽があったわけじゃないからね。ましてや貧しい下々の人間にとっちゃ、それだけが楽しみだったわけでさ。そういう意味じゃ、ああいう習慣があったのも、頷けるよな(苦笑)」

かつて自身も体験していたという、「仕事中のセックス」に関する習慣についてそう証言するのは、東北地方のとある寒村で生まれ育ったという岩村善吉さん(仮名・87)。岩村さんの話によると、彼の生まれ故郷では、仕事の合間に性行為を満喫する人々が当たり前のように存在していたという。

「あのあたりじゃ、これといった産業もなくてね。大抵は細々と米や野菜を作ったりしてたんだけれども、それだけじゃ食えないもんだから、山にある小屋で炭を作ったりしたもんでね。けれども、炭づくりというのは、意外と待っている時間が長い作業なもんだから、たいていは手持ち無沙汰になっちまう。
けれども、良い塩梅になるまではそこにいなくちゃなんねえもんだからね、そういう時間にさ、嫁さんなんかとコトに及ぶっていう話よ(笑)」

たしかに、いわゆる「炭焼き」の作業というものは、窯に入れて着火してからも、存外、長い時間のかかるものである。要はその待ち時間を“有効活用”する形で、当地の夫婦たちはセックスに励むというのが慣習として定着していたという。
そのため、炭焼き用の小屋が狭い範囲に複数存在する場所などでは、互いの営みが丸聞こえ&丸見えの状態になってしまうことも少なくないという。

「そうよ、なにせ山の中に入っちまえば、それこそ全部、自分たちの庭みたいな感覚なもんだから、そこいらでやっちまう。だから自分らがナニをしているときに、うっかり隣近所の夫婦のナニを見たり聞いたりすることだってある。
けれども、お互いに知らんぷりっていうか、見て見ぬふりを決めこむことになっていてね。だからわざと知ってる連中に見せ付けるようにしてやったりさ、こっそりよその家のナニを覗きに行ったりしてね。
俺なんかの場合も、二軒先にべっぴんさんの嫁をもらった男がいたんだけども、その嫁さんのナニを見たい一心で、自分のカミさんそっちのけで拝みにいったものだよ(苦笑)
今でもあのべっぴんさんがね、ふだんは澄ました顔してるのに、あんな声だして乱れるっていうのが信じられないけれどね。乳も毛も丸出しでさ(笑)」

ある意味、おおらかな時代の出来事であると言ってしまえばそれまでだが、それこそ、隣近所の夫婦たちと、相互鑑賞に近い状態で、野外セックスを満喫していたというのは、当世の我々からすれば驚くべき話。
やはりいつの時代も、男女の肉欲というものは、その熱量ゆえに、得てして不思議な習慣やルールを生み出してもらうものなのかもしれない。

以下ソース
http://tocana.jp/2017/12/post_15263_entry.html

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