著書『満足しない妻たち』で知られる米心理学者デイヴィッド・レイ博士によると、「近年、より多くの人々が寝取られを社会的烙印として見なくなってきている」という。その証拠に同じく米・ボールステイト大学の心理学者ジャスティン・リーミラ教授は、近刊『あなたの欲しいものを教えて』において、数千人のアメリカ人カップルを調査したところ、男性の58%、女性の3分の1が、寝取られ願望を持つことが明らかになったという。
「男性の方が寝取られ願望を持ちやすいようですし、実際にそういう行為をすることも多いのですが、多くの女性も同じく寝取られ願望を持っているのです」
さらに同書によると、寝取られ行為を実践することは夫婦の関係を改善する効果もあるという。というのも、リーミラ教授によると、それを実践するために、カップルはお互いの恥ずかしい欲望や興味を共有する必要があるため、寛大に相手を受け入れることと、高いレベルの誠実さを要求され、結果的に互いのコミュニケーションがより円滑に行えるようになるからだという。
「寝取られ行為を実際にしたカップルは、どのカップルよりも効果的なコミュニケーションスキルを持っていました」
“ポジティブな寝取られ”のためには、カップル同士の了解がなによりも重要であり、パートナーを騙して行ったりすれば良い結果を生まないと警鐘を鳴らしている。また、実際に寝取られ行為をするだけでなく、そのような願望を持つだけでもポジティブな効果があるそうだ。リーミラ教授がこれまで見た寝取られ願望を持つカップルには不健全なところはなく、関係の悪化も見られなかったという。
しかし、全ての人に寝取られを推奨できるわけではないと警鐘も鳴らしている。パートナーとの関係に不安を覚えていたり、パートナーに見捨てられる不安を持ち、人と親密に触れ合う機会や、人のコミュニケーション能力を欠き、細かいことにこだわるタイプの人物にとって、寝取られはネガティブな経験になるという。
寝取り・寝取られは、同性愛者の間にもあることを忘れてはいけない。LGBT活動家で作家のダン・サヴェージ氏が580人の同性愛者の男性を調査したところ、同性愛者の男性も異性愛者の男性と同じように寝取られ願望を持つことが分かったという。ただ大きな違いは、異性愛者の男性は寝取られ願望とともに異人種間での性行為や嗜虐的性向への関心を示していたが、同性愛者ではその傾向はなかったことだという。このことをリーミラ教授は、「LGBTのコミュニティでは生涯に1人の伴侶という規範が強くないため、寝取られ行為がそれほどタブー視されていないのでしょう」と分析している。
驚きの研究結果であるが、CNNのこの報道に不満を覚える読者も多いらしく、米「Fox News」は、「特定のカップルには寝取られ行為がポジティブな効果を持つと報道したCNNが嘲笑の的に」と大きく報じているほどだ。批判的内容のツイートをいくつかご紹介しよう。
「CNNマジでどうした??」
「左翼は次に寝取られを流行らせたいようだな」
「これはパロディどころじゃない。全く意味不明」
「CNNが寝取られるのは良いことだと言ってる。あの悪名高いダン・サヴェージを引用してな」
このように、反道徳的な内容のためアメリカの特に保守派の人々にとっては許せない報道だったようだが、研究自体を無効とする指摘は今のところなさそうだ。それに、リーミラ教授が言うように、実際にパートナーが寝取られている様子を見る必要はない。自分の性的な願望をパートナーと話し合うぐらいでも、十分な効果があるのではないだろうか。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/02/post_15858_entry.html
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