【話題】ロマンポルノとその時代 最多84作品を撮影した西村昭五郎監督の名作サスペンス『闇に浮かぶ白い肌』[02/07] [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001逢いみての… ★2018/02/07(水) 02:03:48.05ID:CAP_USER
亀山早苗『ロマンポルノとその時代』

http://images.dansen-web.com/article/pop/29/0452929-1.jpg
「闇に浮かぶ白い肌」(1972年 出演・白川和子、山科ゆり

あの西村昭五郎監督が87歳で亡くなった。

京都大学文学部仏文科を卒業後、従兄の吉村公三郎監督の紹介で日活に入社。1963年の「競輪上人行状記」で監督デビュー、アクション映画や青春ものなどを手がけるがなかなかヒット作に恵まれなかった。だが日活が成人路線に変更を決定、そこから西村監督の快進撃が始まる。

ロマンポルノ第1作の「団地妻 昼下りの情事」(白川和子主演)でメガホンをとると、これが大ヒット。以来、ロマンポルノ終焉まで、団地妻シリーズや団鬼六原作ものなどで人気を博した。手がけたロマンポルノは84作品。ひとりの監督としては最多記録である。

人前に出るときは必ずといっていいほどダンディーなスリーピーススーツを着用していたという。作品もどこか洒脱さがあり、性描写もバラエティーに富んでいた。どんな題材でも決して下品にはならないのがこの監督の身上ではないかと思う。

西村作品で見逃せないのが、1972年の「闇に浮かぶ白い肌」である。今見てもまったく色あせない、手に汗握るサスペンス。監督お気に入りの中島丈博脚本だ。

白川和子演じる響子とたった3週間で結婚した資産家の一彦。彼には盲目の妹・綾子(山科ゆり)がいて3人の生活が始まるが、新婚旅行から帰ってきてすぐ、響子は失踪してしまう。半年後に医師・稲葉に連れられて帰ってきた響子は記憶喪失になっており、性格も別人のよう。綾子の盲導犬は何かがおかしいと気付く。稲葉とニセ響子はグルで、一彦の財産を狙っていたのだ。ニセ響子は、本物そっくりに整形していた。

稲葉とニセ響子が綾子の前で淫靡なセックスをしたり、稲葉が一彦を装って綾子を犯したりと、ただれた関係が瀟洒な洋館で続く。一彦の寝室にかけられた本物の響子の写真が鍵を握る。このあたりの脚本が非常に巧みで、決して理屈が通っているわけではないが、見終わってから唸らされること確実。映画は理屈ではないのだ、作品世界に引きずり込んでくれればいい。そういう意味で、脚本と監督が一体になって観客を見事に騙し酔わせてくれている。

最後は稲葉とニセ響子が死に、悪は滅びる。ただ、ニセ響子に飲まされた薬の影響で一彦は失明。兄妹は豪華な洋館で「闇の中で仲良く」生きていくのである。それもまた一種、淫靡で不気味な雰囲気を醸し出す。西村昭五郎監督の作品は不滅である。

以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/0452929/

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0002夜更かしなピンクさん2018/02/07(水) 20:59:16.80ID:nvfRiOhE
ナイスですね
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