1日、平昌冬季五輪期間中に各国の選手たちが滞在する選手村が開村した。

今回の大会は、平昌と江陵(カンヌン)エリアに試合会場が分かれていることから、選手村もそれぞれの会場近くに造られている。平昌選手村は15階建てのビル8棟で、最大3,894人が滞在可能、江陵選手村は22〜25階建てビル9棟で、最大2,902人が滞在可能だ。

選手村には共用施設も盛りだくさんで、24時間食べ放題の食堂のほか、40人の医療スタッフが待機するクリニック、ジム、マッサージセンター、VR体験館、ゲームセンターなどが設けられている。選手がベストを尽くせる環境作りのために、最大限、気を配ったのだろう。

ところが、豪華な選手村に比べ、オリンピックを陰で支える民間警備員の宿舎は劣悪そのもの。「TV朝鮮」の報道によると、民間警備員たちは6人部屋に12人がスシ詰めの状態で寝泊まりしているという。「13時間立ちっぱなしで勤務しているので、終わってからは、ぐっすり眠りたいのですが、部屋が窮屈で……」と、警備員A氏はため息交じりに漏らした。

食事に関しても「学校の給食よりまずい」といった不満が続出している。また、宿舎に設置されている洗濯機は半分以上が故障中で、シャワーに使われる水タンクは5分で底をつくため、体を洗うのもままならない状況。さらに、民間警備員約1,700人のうち約300人は“宿舎難民”だという。部屋不足で指定の宿舎に入れなかった警備員は、モーテルなどを転々としながら勤務している状況だ。

そうした劣悪な環境によるものか、5日には民間警備員の宿舎でノロウイルスが原因の集団食中毒が発生した。大会組織委員会が7日に発表したところによれば「ノロウイルス感染が疑われた警備員41人のうち、21人が陽性の判定を受けた」という。

ノロウイルスが発生した宿舎は、ここ3年ほど、まともに運営・管理されていなかった施設である。しかも、過去に防虫対策や食品取り扱いの清潔義務違反で摘発されたことも。同宿舎で寝泊まりしている警備員たちは「宿舎の水道水が塩素臭い」「シャワー室や、便器の横にできた水たまりが臭い」などと声を上げていたが、改善の動きはなかった。

「文化日報」の取材に応じた警備員B氏は、「最初宿舎に来たとき、施設が古すぎて絶対何かが起こるなと思っていた」という。7日時点で、民間警備員のほかにIOC職員3人、警察官6人、調理師2人なども陽性の判定を受けている状況を見る限り、B氏の予感は的中してしまったようだ。

全世界から大勢の人々が集まるオリンピックで、重要な役割を果たす運営スタッフたち。彼らには、より良い環境で勤務してもらいたいものだが……。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2018/02/post_150633_entry.html

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