東京23区内でも、特に行政が教育に力を入れているというX地区だけに、「低学年のクラスで学級崩壊が起きた」という話は、教育熱心なママたちだけでなく、地域の住民にもすぐに伝わったようだ。

「X地区には松山ケンイチ(33才)・小雪(41才)夫妻など芸能人も多く住んでいます。都内でも有数の“住民の平均年収が高い地域”として知られていて、数年前までは5人に1人の子供が“お受験”して私立小学校に通うといわれていました。ところが最近、子供を地域の公立小に通わせたいと希望する親が増えているんです」(地域に住む幼稚園児の母親)

日本全国ほとんどそうだが、入学する小学校は「学区」で決められている。住む場所によって、通える公立小は1つに限定される。それが嫌ならば、引っ越すか、お受験をして私立か国立に行くしかない。

しかし、X地区では近年、希望者は学区外の公立小でも定員数に余りがあれば入学できる制度を作った。つまり、地域にあるいくつかの公立小の校風や教育環境、進学実績を比較して、その中から選べるようになったのだ。それによって、X地区ではにわかに、定員の2倍の入学希望者が殺到する「人気公立小」も出現することになった。

問題は、X地区でもよく知られた人気公立小の低学年のクラスで起きた。きっかけは、ほんのささいなことだった。

「昨年の夏頃、担任の先生が病気で交代したらしいんです。若い女性の先生から、また別の若い女性に代わった。すると、急に児童たちが落ち着かなくなったそうです。数人の児童が中心になって授業中にワーワー騒ぐだけでなく、先生に注意されても、児童が勝手に教室内を歩き回ったり、フラフラと廊下に出たり、物を投げ合ったり、机をわざと倒したり。秋頃には、授業に集中できない状態になってしまったそうです。問題のクラスが騒ぎ始めると、他のクラスの担任も児童を落ち着かせるように助けに行くこともあったようです」(別の学年の保護者)

驚いたのは保護者だ。高校や中学、ちょっとませていたとしても小学校高学年ならば「荒れるクラス」があってもおかしくはないが、高級住宅街にある人気校の、しかも低学年のクラスで学級崩壊が起きるとは──。

昨年秋、危機感を持った保護者の提案で、緊急の保護者会が開かれたそうです。“ヤンチャな男の子が数人集まればそうなるのも仕方ない”“新しい先生も大変そうだから、保護者が協力できることはないですか?”というお母さんたちもいましたが、緊急で話し合うにはそれなりの理由もあります。保護者の間には温度差があって、“ウチの子に悪影響がある”と心配している人もいました。保護者会の後、校長も含めて教員全体で“クラスの落ち着きをどう取り戻すか”がかなり真剣に話し合われたと聞いています」(学校関係者)

本誌・女性セブンが取材を進めると、そのクラスの児童には、衆議院議員の小渕優子氏(44才)の息子もいた。文部科学大臣政務官を経験し、教育問題にも取り組んでいた小渕議員に小学校低学年で起こった「学級崩壊」問題について尋ねると、秘書を通じてこう答えた。

「昨秋は選挙で多忙だったこともあり、保護者会には父親が参加しました。男の子同士ならば、ある程度のことが起きるのは仕方ない。子供たちがいろんな経験や知識を得ながら、どうしたら学校生活を楽しく過ごせるのか、学校にすべての責任があるわけでもないので、親も参加して考えていきたいと思っています」

以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20180309_658021.html

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