【ナイト】完全違法の「キャッチ行為」 キャッチする方もされる方もその先には“組織犯罪被害”が待つ[03/11] [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001逢いみての… ★2018/03/11(日) 00:07:17.99ID:CAP_USER
客引き、いわゆるキャッチをめぐるトラブルが絶えない。店の前で行われる呼び込みではなく、勧誘する店舗からは離れた場所で通りがかる人に声をかけ、強引な勧誘やぼったくり被害などとのつながりが深いキャッチについては、トラブルを未然に防ぐため禁止する条例を制定する自治体が増えている。今では主な都市ではほぼ違法となったキャッチだが、それでも存在し続け、さらに無軌道な存在になりつつある。ライターの森鷹久氏が、組織化されないことで悪質さが増したキャッチグループについてレポートする。

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「奴らはとんでもない連中。そもそもどうやって毒物劇物に指定されている硫酸を入手しているのか。突き上げ捜査も行われているようですが……」(警視庁捜査員)

東京・上野の路上で風俗店のキャッチグループ同士のトラブルをきっかけに起きた乱闘で、互いのメンバーに暴行を加えたり、硫酸をかけるなどしたとして今年2月、計10名の容疑者が逮捕された。乱闘事件そのものは2015年5月のことだが、ようやく逮捕までこぎ着けた。もちろん、上野の繁華街での客引き行為そのものも違法行為だ。

捜査員がいう突き上げ捜査とは、組織犯罪でよく行われている捜査手法のひとつ。客引きグループならば、路上で実際に声かけなどを行っている末端の人間から指示を出している人間をたどり、捜査の網を広げてグループ全体を掴むといったものだ。今回のグループも、その手法で根こそぎにしようと試みているが、組織がきちんとしていないこともあって、難航しているという。

違法な風俗キャッチグループに所属していた容疑者ら。縄張り争いなどの揉め事が重なるうちに敵対し、犯行に及んだと見られているが、彼らをよく知る元・キャッチの遠藤一郎さん(仮名)は「タチが悪く、歯止めの効かない連中」だと、その恐ろしさを証言する。

「ご存知の通り、今ではキャッチは完全に“違法”な存在。グループを作ったり組織化するとすぐに潰されるから、最近は個人というか“フリー”のキャッチが増えています。もちろん、バックには反社(※暴力団などの反社会的勢力)やリーダー的な人物がいますが、表向きは“フリー”。だから、仁義も秩序もあったもんじゃなく、トラブルが起こると泥沼化しやすい」(遠藤さん)

遠藤さんがキャッチとして活動した数年間の間だけでも、近しいキャッチ同士のトラブルにより誘拐事件や傷害事件が何十件も起きた。いずれも「縄張り争い」に起因するものだった。こういったもめ事によって障害が残るまで暴行を受けたり、補償金として、数百万円をサラ金から借りさせられて自己破産に追い込まれた元同僚・後輩もいるのだという。

そこまでの事件が起きても、世間が知るような“事件”にならなかったのは、警察に届け出る被害者もいなかったったからだ。それは、キャッチ自らが「違法」であるという自覚を、各々が理解していたからに他ならない。違法行為を働いていた故の「自業自得」だとして、やられた方は泣き寝入りするしかないのである。

一方、これだけで話が済むのなら、一般人からしてみれば「関係のない話」であり、違法行為に手を染めた連中などのことなど「知ったこっちゃない」かもしれない。しかし、彼らの無秩序、そして遵法意識の欠如は、時として一般人にも牙をむく。

続く

以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20180310_657654.html

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0002逢いみての… ★2018/03/11(日) 00:07:39.10ID:CAP_USER
以前、筆者がレポートした「悪質キャッチの実態」にも詳しく書いたが、彼らは一般人から「ぼったくるだけ」の為にキャッチ行為を働くにとどまらない。ときには弱い存在そのものから、あらゆるものを奪おうと付け狙う。それはもう「客引き」という彼らの仕事ですらない。たんなる誘拐や略奪だ。

「美人のお姉さんをキャッチして店に連れていく。キャッチの間で“あの子と飲みたい、ヤリたい”と盛り上がって、店の知り合いに“あの客を酔い潰せ”と命令するんです。潰れて帰れなくなった女性を迎えに行き、支払いを立て替え、カラオケなどに連れ込む。酔いから醒めた相手からは“ごめんなさい”って感謝されますけど、こっちとしてはしてやったり。つけ込む弱みを握れるから。違法だってわかっていてキャッチをやっている連中ですから、タガが外れたら何をするかわからない。それこそ、硫酸だろうが暴力だろうがなんでもやる」(遠藤さん)

こういう被害例を報告すると、そもそもキャッチの誘いに応じなければよい。のこのこついて行くほうが悪いという意見が必ず出る。だが、彼らは実に巧妙だ。狙った客に、少しでもその気があるそぶりが見えれば優しく接し、“押しの弱さ”を感じたら、高圧的な態度で時には仲間のキャッチらと結託し、客を取り囲んで逃さない。“キャッチのいる店は嫌だ”と避けられても、でたらめに安い料金を呈示した上で誘い、会計時にぼったくったり、泣き落としでもなんでもやる。

それでも断れるはずだと言いたくなるときは、自分の捉え方が歪んでいることに気づいてほしい。騙される側の落ち度を探す必要はない。騙す側が悪いに決まっている。

彼らの悪どさは、キャッチ行為が“違法”になった後も、それを承知していながらキャッチ行為から足を洗えない、という部分に凝縮され、それが全てを物語っている。そういった認識の甘さは、同業者間でのトラブルを暴力で解決しようとしたり、硫酸のような劇物を用いてまでも、他者と比べ優位に立つことが「正当だ」と思わせる原因となる。ただのキャッチ、とは言えない悪事にも抵抗がなくなっていくのだ。

軽々しく始めたキャッチのバイトをきっかけにして、反社会勢力へ流入し、違法薬物の売買に手を染める、オレオレ詐欺グループへの加入、など本格的な組織犯罪のメンバーになってゆく例が後を絶たない。キャッチという小さく見える犯罪が、その先に待つ大きな悪への入口になっており、そこに取り込まれようとしていることに、いまキャッチ行為に励む彼らは気がつくはずもない。そして、居酒屋への勧誘を受けただけの客にとっても、そのキャッチの誘いにのることが組織犯罪被害の入口に立たされていることに気づくのは難しい。

飲食店のキャッチ、風俗店のキャッチ、形態は様々だが、そもそも、彼らが違法な存在である、という認識を強く持たなければならない。法律違反の仕事を平気で続けられる人間は、他の分野の“やってはならないこと”も簡単に飛び越える。「たかだかキャッチでしょ」という甘い感覚でいると、彼らが狙い定める隙になるのだ。

終わり
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