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ザンビア当局は南アフリカ人の女性ダンサー、ゾドゥワ・ワバンツさんのパフォーマンスを国内で行うことを禁じると発表した。その理由は、彼女が下着を着用せずにパフォーマンスをするからだ。

南アフリカのメディア『Channel24』が伝えたところによると、ゾドゥワ・ワバンツさんは3月10日夜に予定されていたアルバム発表イベントでダンスを披露するためにザンビアへと向かった。9日にザンビアのルサカ国際空港に到着したが、彼女は全乗客らの最後に飛行機を降りるよう伝えられた。空港関係者に囲まれながら歩いていたワバンツさんは「セレブの扱いをしてくれているんだ」と思ったそうだ。しかし空港の入国管理局で待たされ、さらにホテルへエスコートされると、翌朝の便で南アフリカへ戻るよう告げられてしまった。

ザンビアは多くの国民が敬虔なクリスチャンである。ザンビア宗教務大臣は「ここは倫理・道徳を重んじるクリスチャンの国であり、下着なしで踊る女性を求めていない」とワバンツさんがザンビア国内でパフォーマンスをすることは許されないと述べている。またザンビア国立芸術協議会も7日、「ワバンツさんのパフォーマンスは公共の利益になるどころか、国の価値を下げるものでしかない」との声明を発表した。

ワバンツさんは今回の当局の対応について「理由は明かされなかったけれど、おそらく下着を着用しないからだと思うわ」と語っている。なぜなら彼女は、下着をつけずに非常にきわどいドレスを着て踊ることが多いからだ。

実は昨年、ワバンツさんはジンバブエのカーニバルでパフォーマンスを予定していたが、同国の女優らから強い抗議があったためジンバブエ検閲局から入国を禁じられた。その後、検閲局は限られた個人的な場所でのパフォーマンスをするという条件で入国を許可したが、ワバンツさん側は過激な抗議を恐れて入国を断っている。

下着を着用しないパフォーマンスに関して、ワバンツさんは「周りはやめてほしいと思っているだろうけど、私は女性。私は自由。私は自分がやりたいことができる。これは私の身体。パンツをはかないのは私が選んだこと」と今回の件に関しても自分を貫く姿勢を保っているようだ。

以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2018/03/flynn03122150.html

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