「あの教師、気に入らないからクビにしよう」―そう示し合わせて虚偽の告発を共謀した11歳の児童らは、キャリア40年の無実の男性教師の人生を台無しにした。ニュージーランドのオークランドで昨年7月に児童わいせつ罪で逮捕され解雇となった教師の公判がこれまで行われていたが、このほど男性教師には無罪が証明された。『Stuff.co.nz』『NZ Herald』などが伝えている。

オークランドのとある小学校で勤続27年の男性教師が、クラスの児童らに虚偽のわいせつ行為を告発された。昨年3月23日、その男性教師(法律上名は公表されておらず)は11歳の児童らが授業中に手と腕を黒く塗り始めたことが原因でカッとなり、教師が使うべきではない言葉で怒鳴った。
それ以降、児童らとの関係がぎくしゃくし亀裂が生じてしまった。そこで児童らはこの男性教師を解雇させようと決め、3人の女子児童が「先生に胸を撫でられ乳房を掴まれた」「先生にいやらしい手つきで髪を撫でられた」などとわいせつ行為を受けたと告発、数人の児童も「わいせつ行為を目撃した」と報告した。

この告発を受けた学校側は男性教師を24時間以内に解雇し、警察は7月に男性教師を「3人の女子児童へのわいせつ行為容疑」で逮捕した。ところが公判中、この告発は虚偽であったことが明らかとなったのである。
後に、1人の女子児童は警察に「先生が他の女子の髪を触っていたのを見たというのは嘘。でもその子から触られたと聞いたので、信じるふりをすることにした」と供述し、わいせつ行為を目撃したと告げた男子児童も「友達がそう言っていたし、サポートしたかったから。先生に我慢ならなかったからクビにしたくてそう言った」と実際には目撃していなかったことを証言した。
公判中、2名の女子児童はわいせつ行為を受けたと主張し続けていたが、その他の児童の発言が曖昧で矛盾していたことからこの告発は全くの虚偽であるとして、今年3月12日にオークランド地方裁判所で男性は7件の容疑に対し無罪判決を言い渡された。

無実の容疑をでっちあげられた男性は、無罪判決が下されたとはいえ人生を台無しにされてしまった事実をこのように話した。

「評決が下りた時、怒りと驚き、安堵の気持ちが入り交じりました。この1年間はとてつもない苦悩で、私だけでなく年老いた私の両親や家族、友人らにとっても地獄のような日々を乗り越えてこなければなりませんでした。でも彼らのサポートがあったからこそ、私はなんとか表面上は普通に生活することができたのです。児童らは虚偽の告発で私を解雇しようと共謀し、私の人生を奈落の底へと突き落としました。裁判が行われていた間、私は児童性的虐待者というレッテルを貼られたような気分になり、外出することさえ困難になりました。これからも台無しにされた私の人生を少しずつ立て直していかなければなりません」
「男性にとって教職とは、地雷原で働くような危険な職場だと思います。こんなふうに告発されてしまえば、誰もが一巻の終わりとなる状況に置かれることでしょう。私は公判中も、警察の捜査対象になっているという理由で採用可能な仕事にさえも就くことができませんでした。また、告発の調査段階で早々に解雇されてしまったことで私の信念が完全に壊されてしまっただけでなく、法制度、学校の協力体制や教育システム、そして嘘をつきながらも平然と教室で勉強している数人の歪みきった児童らに対して、ただ失望するしかありませんでした」

続く

以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2018/04/ellis16040406.html

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