【社会】増加し続けるストーカー被害の背景にあるのは「被害の軽視」と「加害意識の薄さ」? 相談件数は過去最多に[04/14] [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001逢いみての… ★2018/04/14(土) 02:05:29.85ID:CAP_USER
タレントの菊池桃子さんに対して、つきまといなどのストーカー行為を繰り返していた元タクシー運転手の男が逮捕された。
この事件の報道をきっかけに、芸能人が相次いで、過去に遭ったストーカー被害を公表している。女優の雛形あきこさんは、家に帰ったタイミングで毎回電話が鳴らされるという被害に遭い、引っ越しをしたことがあると語った。歌手のNAOMIさんは、ストーカーが通っていたサウナに出現し、彼女の行動を事細かにアンチサイトに書き込まれたり、裸の写真を盗撮されたストーカー被害に遭っていたことを自身のブログで公表した。

先日wezzyに掲載された、ブログウォッチャー京子さんの『Kinki Kidsやスピッツもストーカー被害に苦しめられた…自宅にまで侵入する悪質さ』でも言及されているように、過去には複数の芸能人が被害に遭っていたことを公表している。
当然ながらストーカー被害は芸能人だけが遭うものではない。むしろ芸能人以外のストーカー被害のほうが多いだろう。最近の例では、先月5日に、女性職人専門の寿司店「なでしこ寿司」に対して執拗な嫌がらせ・ストーカー被害が3年以上続けられていたことがJ-CASTニュースの取材で判明している。ストーカー被害は、性別問わず誰もが被害者になりうる可能性がある。今回は、ストーカー被害の現状と、それを取り締まるストーカー規制法の大きな流れとその問題点などをお伝えしたい。

まずは、先月警察庁が公表した『平成 29 年におけるストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等への対応状況について』という資料を元に、ストーカー被害の現状を数値でみてみたい。

http://wezz-y.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/0413graph01.jpg

資料によれば、2017年のストーカー事案の相談件数は、23,079 件(前年比+342件,+1.5%)とストーカー規制法施行後最多となっている。また、ストーカー規制法に基づく「警告」は、2017年は3,265件(前年比−297 件,−8.3%)、「禁止命令等」は662 件(前年比+489 件,+282.7%)。

http://wezz-y.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/0413graph02.jpg

警告とは、被害者から警察に申し出等があった場合にストーカー行為者に対して、更に反復してつきまといなどの行為を行わないようにと文書で警告することをいう。行為者が従わなかったとしても罰則はない。
一方、禁止命令等は、聴聞(行為者の言い分を聞くなどすること)を経て、行為を禁止する命令を出すことをいう。しかし緊急の場合などは、聴聞を後回しで禁止命令を出すことが可能。行為者が従わなかった場合には、禁止命令等違反罪として2年以下の懲役又は200万円以下の罰金などが課せられる。

実は2016年のストーカー規制法改正まで、禁止命令等は罰則が一度出された者に対してでなければ行えなかった。2017年に警告が前年比で減少、禁止命令等が前年比で急増しているのは、この改正による影響だと思われる。
警察に相談をした被害者の性別は、女性88.3%、男性11.7%。年齢層は、20代が35.5%と一番多く、次に24.9%で30代、19.0%で40代、10.1%で10代、6.7%で50代と続く。
これはあくまで警察に相談をした被害者のデータであって、実際の被害件数ではないことを留意しておく必要がある。なぜなら、ストーカーの被害者というと女性のイメージが強く、男性の場合被害を訴えることが難しいと感じている人も少なくないだろうし、10代の子供だと被害に遭っていても、誰にも言えなかったりで警察に訴えられない場合もあると推測できるからだ。
加害者の性別は女性11.9%、男性82.7%、不明5.4%。年齢層は、30代・40代が多くそれぞれ20.8%、20.9%の割合を占めており、18.2%で20代、11.3%で50代、6.5%で60代と続く。
被害者と加害者の関係は、交際相手(元含む。) が断トツで多く44.8%を占めている。

続く

以下ソース
http://wezz-y.com/archives/53896

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0002逢いみての… ★2018/04/14(土) 02:05:58.20ID:CAP_USER
ストーカー規制法が施行されたのは2000年11月24日。この法律が制定されるきっかけとなったのは「桶川ストーカー殺人事件」の通称で知られる、凄惨な事件だ。
この事件では、被害者の猪野詩織さんが被害を訴えていたにも関わらず、警察がきちんと対応をしなかったり、告訴状を改ざんしていたことが発覚している。被害者が刺された位置などを、ヘラヘラと笑いながら説明する上尾警察署の記者会見の映像をみたことがある人もいるだろう。ストーカー規制法は猪野さんが殺害されてから、約11カ月後に施行された。
事件の詳細はジャーナリストでこの事件の真相究明に奔走し、警察の不祥事も暴いた清水潔さんの著書『桶川ストーカー殺人事件―遺言』(新潮文庫)で知ることができる。筆者はこの本を読み、ストーカー行為の卑劣さと凄惨さに愕然とした。そして「日本の警察ならちゃんとしてくれるだろう」という信頼が吹き飛んでしまいそうになる思いがした。

ストーカー規制法は2016年に改正されている。この改正もまた、ある大きな事件がきっかけだった。
2016年5月、東京都小金井市でアイドル活動をしていた冨田真由さんがファンの男に刺されるという事件が起きた。冨田さんはそれまでに男からのブログやTwitterへの執拗な書き込みについて警察に相談していたが、当時ストーカー規制法ではSNSは対象外だったため真剣に取り合ってくれなかったという。この事件を受けて、規制対象行為にSNSを追加するなどの改正が2016年に成立した。

このように、ストーカー規制法は時代に合わせて少しずつ改善されていっている。しかし、こうした対応はすべて大きな事件が起こってからのもので後手後手になっている。2017年9月に行われた京都府警の警察官を対象にした講演会で、猪野詩織さんの父親の憲一さんは「事件がないと(対策の改善は)後押しされない」と語っている。

被害者の殺人にも発展する危険性のあるストーカー被害。しかし、その実態とは裏腹にストーカー被害を軽んじる風潮もあるのかもしれない。
先月28日に亡くなった月亭可朝さんを紹介するデイリースポーツの記事にはこのような記述があった。

“その後も国政選挙への出馬と落選、ストーカー事件で逮捕されるなど破天荒な生きざまを貫いた。”

““騒動”には事欠かない人生でもあった。(中略)08年には知人女性へのストーカー規制法違反で逮捕された。「コンプライアンス」という言葉がまだない時代に“エロ”で笑いを巻き起こした芸人だった。”
月亭可朝さんがストーカー行為をしていたことを引き合いに、それを「破天荒な生きざま」「騒動」などと表現している。ストーカー被害を軽んじているとしか思えない。彼自身がどのような行為を行ったのかに関わらず、ストーカー被害の実態を知っていればこのような表現はできないはずだ。
前述の冨田真由さんは2017年2月に東京地裁立川支部で行われた裁判員裁判での意見陳述で、このように述べている。

“犯人からのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への書き込みは3年前の6月に始まりました。犯人がライブ会場に来て、「結婚してください」「じゃあ、友達になってください」としつこく言ってきたあたりから、犯人の書き込みも意識するようになり、それからは、去年の5月21日に事件が起こるまで、不安や恐怖が無くなることは一度もありませんでした。”
“傷を保護するテープを毎日張り替えているため、毎日傷つけられた身体を見なければなりません。その度に、SNSで執拗(しつよう)な嫌がらせをされたことや事件の日のことが思い出されてしまい、何でこんなことになってしまったのかと何度も何度も苦しくなります。”
“私の身体をこんなにめちゃくちゃにした犯人に腹立たしさを感じて、頭がおかしくなるんじゃないかと思うくらい悔しくて、毎日気がつけば泣いています。”

続く
0003逢いみての… ★2018/04/14(土) 02:06:10.56ID:CAP_USER
先述の通り、ストーカー被害の相談件数は年々増加している。増加傾向にあるのは、どういったものがストーカー被害に当たるのかなどの認知が広まり、被害者が「警察に相談してもいいことなんだ」と思えるようになったことも要因のひとつだろうと考えられる。それだけではなく、SNSの普及によりストーカー行為を行いやすくなったという側面もあるだろう。SNSに投稿された写真などから居場所を特定したり、SNSを使って相手に向けて大量の書き込みをしたりすることができるようになったのだ。
実際、TwitterなどのSNSでは、芸能人・一般人に限らず、投稿された写真などの情報で住んでいる地域を特定するなど様々な粘着行為・嫌がらせが日常茶飯事といっていいほど行われている。ストーカーには、被害が軽んじられるだけでなく、「このくらいなら許される」という加害意識の薄さも存在するのではないだろうか。

被害の数も多く、取り返しのつかない大きな事件に発展することもあるストーカー被害。その被害を軽んじることのない社会、そして大きな事件への発展を未然に防ぐことのできる法律や体制が、新たな被害者が生まれる前に整えられていくことを心から願う。

終わり
0005夜更かしなピンクさん2018/04/14(土) 03:17:20.76ID:KfqNZwuf
ストーカーに対する罰則が甘すぎる
そもそもこいつらは法令じゃ止まらん
残念ながら暴力を以って恐怖を上書きしないと止めれない
0006夜更かしなピンクさん2018/04/14(土) 03:40:11.84ID:xbvfJdXH
もうすでに集団ストーカー被害の分析はできているだろうし、
そういう人員をどうコントロールするのかだろう。
かなり普通の神経でない犯罪者だとの認識から、
今後の対策は的確に進めてもらいたい。
長い年月の事だから被害も深刻だと受け止めて、
悪質な変態集団には自分たちへの刑罰だと解るような処置が必要。
0007夜更かしなピンクさん2018/04/14(土) 03:41:50.01ID:xbvfJdXH
恋愛ストーカーや企業のストーカーとは区別した、
集団ストーカーの現実をしっかりと捉えるべきw。
0008夜更かしなピンクさん2018/04/21(土) 02:57:48.05ID:s0GKxi+z
>>5
死刑だろ
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