愛している男に突然の別れを切り出され、冷たく捨てられてしまったのであろうか。たとえそういう辛い経験をしたとしても、復讐してやりたい気持ちがもたげてきたとしても、狂暴な手段で恨みを晴らすことは絶対に許されない。米ニューヨークで忌々しい動機による許しがたい事件が起きたもようだ。
事件が起きたのは、ニューヨーク州ロチェスターのイースト・メイン・ストリートとビーチウッド・ストリートが交差するあたりで10日深夜0時過ぎのこと。「ひたすら憎たらしい男、お前を一気にひき殺してやる」などとつぶやきながら車のハンドルを強く握りしめると、元交際相手の男性めがけて車のスピードを上げた女。しかし車は歩道に乗り上げると、その男性ではなくそこを歩いていた見ず知らずの女性（26）をはねてしまった。
すると車は逃走。女性は軽傷を負ってロチェスター総合病院に搬送された。警察はその後ハーキマー・ストリートで問題の車両を発見し、運転していたジェイド・キャンベルという24歳の女を逮捕した。動機については「激しい口論の末に元交際相手の男性をひき殺そうと思った」などと話したという。当時ひどく酒に酔っていたこと、殺人が目的であったこと、そして無責任にも現場から逃走していたことなどから、キャンベルに対する罪状は傷害にからむ重罪も含め複数におよぶもようだ。
車が凶器として利用される事件は多いが、オハイオ州では殺意に満ちた40代の妻が夫をひき殺したものの意外な展開をみせていた。ひどい家庭内暴力に遭っていた母親に日頃から同情していた小学生の娘2人は、このままでは母親が重い罪に問われると察し、現場に倒れ込んだ父親に向かって「ママをずっと苦しめてきたからよ」と罵倒。泣きながら「この男はママの首を絞めて殺そうとしたの」と周囲に訴えたことから情状酌量の余地があると判断され、不起訴処分になっていた。
以下ソース
http://japan.techinsight.jp/2018/05/yokote201805141708.html
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