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大阪北部地震では活断層の脅威を改めて実感させた。日本には約2000もの活断層に加え、警戒すべき活断層として認識されていない「隠れ断層」とも呼ぶべき存在が、日本中のあちこちに点在している可能性がある。

東京都心部直下のリスクを粘り強く調べてきたのが、元日本活断層学会副会長の豊蔵勇氏だ。

「土木・建築工事などのボーリング調査のデータをもとに現地調査を行なうなどした結果、地下の岩盤にずれが存在すると考えられるところを『推定断層』と呼んでいます」

豊蔵氏の調査に基づいた東京都内の「推定断層」を示したのが掲載の地図だ。JR山手線の内側や隅田川の西側に複数の断層が存在する可能性が指摘されていることがわかる。

「これまでの調査に基づけば、市ヶ谷や九段、銀座、飯田橋、月島、勝鬨橋、築地、浅草に推定断層が確認できています。
なかでも、いつ動いてもおかしくないと考えられるのが、『飯田橋推定断層』です。JR田端駅近くから飯田橋駅付近を通り、四ツ谷駅に至る全長約7kmの推定断層で、過去7万〜8万年の間に大きく2回ほど動いていて、ずれも大きいと考えられる。他の推定断層もずれが数m程度と小さいのですが、繰り返し動いた痕跡が明瞭でリスクは低いとは言い切れません」

地図を見ても分かる通り、飯田橋推定断層の周囲には国会議事堂や防衛省、東京ドームなどが位置し、地下鉄も7路線が走っているエリアだ。大地震の震源となれば、国の中枢機能にまでダメージを与えかねない。

「現在の東京のハザードマップは、推定断層によるリスクを想定せずに作成されているのです」

豊蔵氏はそう警鐘を鳴らした。

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20180627_705967.html

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