今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

このたびの大地震で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
関西の地震にはびっくりしましたが、その前日の6月17日に群馬県と周辺地域で震度5弱の地震がありましたね。千葉県と周辺地域の地震はずっと続いていて、都内の元極妻の友達と「群馬と千葉で地震なんて怖いわね。次は東京かしらね」なんて言っていたら、東京を飛び越えてしまいました。余震は各地で続いているようですし、東京などほかの地域も用心に越したことはありません。

さて、最近の暴力団排除条例のせいでなかなか活動できませんが、かつては大災害といえばヤクザの出番でした。
今回も、関西では元親分たちがご近所の屋根から落ちた瓦を片づけ、屋根にブルーシートをかけてあげたりしているそうです。ご近所限定で、タダだそうですよ。「暴排条例がなければ、知り合いの現役にも声をかけて、もう少し手伝ってあげられるのに」と残念そうでした。ほんと残念ですね。くどいですが、暴排条例は困る人のほうが多いと思いますよ。

炊き出しも、以前はよくやっていました。特にテキヤさんたちの焼きそばなどの炊き出しは大人気で、行列ができたと聞いています。プロなんだから当たり前ですよね。それに、友好団体と連携しての物資の運搬でも力を発揮していました。
でも、せっかく各地域からの支援物資が届いても、避難所の人数と合わないことも多々あります。お役所はとにかく「悪平等」で、当日が消費期限のおにぎりも、数がそろわなければ配らなかったりした例も多いそうです。

「ナニ? 足りない? すぐに確保してやるから、先にジジババとガキに回せや」

コワモテが配りながらこう言えば、不平不満も出にくいんですね(笑)。実際に、その後に別の友好団体から届いた食料を、ちゃんと配っています。

そして、もうひとつのヤクザの出番は、がれきの撤去作業です。道に散乱したさまざまなものをどかさないと、クルマが通れません。実は、解体業と並んでレッカー車などの移動業務は、資本金が少なくてもできる「屈強なオトコたちのビジネス」なのです。もちろん解体業者さんやレッカー業者さんが「反社会的勢力」という意味ではないですよ、念のため。「屈強なオトコたち」の中には、少なからず不良もいたということです。

「地震や津波が起こったら、真っ先に乗り込むのはレッカー部隊だよ。がれきをどけないと、先に進めないからな」

引退した親分が、懐かしそうにこうおっしゃっていました。

「ヤクザが被災地に入るのは、シノギのタネを見つける目的もあるっちゃあるけど、マジで『困った時はお互いさま』と思ってるから。家を失った人たちが自分の作った焼きそばを食べて『おいしい』って言ってくれたら、うれしいんだよ、純粋に。まあ家庭に恵まれてないから、承認欲求ての? も強いんだわ」

そうなんですよ。不良になるのは、たいてい家族に問題がある子どもですね。本当は寂しいんですよ。

「そうはいっても、物資を調達したり運んだりするカネは、『どうせ人を泣かせて取ったカネだろう』って言われるから、痛いやね(苦笑)。まあ、街角で募金集めてるヤクザもいるからなあ」

ガクッとくるオチですが、暴排のせいで「人を泣かせない合法なビジネス」がシノギにできないのですから、何だってやるしかありません。過度な暴力団排除で、いいことは何もありません。「ヤクザをやめろ」というなら、正業に就けるようにしないと「貧困暴力団」による犯罪がますます増えますよ。

続く

以下ソース
http://www.cyzowoman.com/2018/07/post_191158_1.html

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