かつてゲームセンター好きの子どもたちの間で順番の取り合いになるほどの人気を博したものの、なぜかすぐに姿を消したアーケードゲームがあったという――。

「ブロック崩し」や「スペース・インベーター」、「パックマン」など、1970年代から80年代にかけてアーケードゲームが華やかだった時代に、突如ゲームセンターに現れて人気を博したものの、その後なぜかすぐに撤去されたゲームがあったという。その名も「ポリビウス(Polybius)」だ。

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2007年に再現された「Polybius」(本物ではない)

オルタナティブ系オンラインメディア「Disclose.tv」によれば、ポリビウスは1981年に米オレゴン州ポートランドのいくつかのゲームセンターに設置されたという。
登場するや、すぐさま子どもたちの間で評判になり、順番をめぐってトラブルが起きるほどの人気ゲームになった。どんな内容のゲームだったのか、正確に覚えている人は今や少ないのだが、一説ではシューティングゲームとパズルゲームを組み合わせたようなゲーム内容であったとも言われている。ちなみにポリビウスというゲーム名は、古代ギリシアの歴史家・ポリュビオスにちなんでいるということだ。

ゲーム内容よりも印象深いのはその“副作用”であったという。ポリビウスをプレイした後、決して少なくない数の子どもたちが気分が悪くなったり吐き気がしたり、その夜に悪夢を見たりする報告が相次いでいたのだ。
悪夢を見た子どもはそれが原因でベッドに就くのが恐くなって寝不足になる者も現れ、また中にはてんかんのような発作を起こしたり、自殺を試みる(すべて未遂だったようだが)子どもまでいたという。自殺未遂に及んだ子どもの話によれば、プレイ後にしばらくの間、自分の思考が自分でコントロールできなくなっていたという。自分の精神が自分のものではなくなったということである。ポリビウスのゲーム内容やグラフィックに何かマインドに強い影響を及ぼす要素があったということなのだろうか。

ポリビウスが他のゲームと違っていたのは頻繁にメンテナンスされていたことも挙げられるという。通常、マシンメンテナンスは週に1回なのだが、ポリビウスだけは黒いスーツ姿の男たちが営業時間中にも頻繁にやって来ては筐体を開いて、持参している機器とつないでいたという。明らかにプレイデータを回収しているようであったということだ。この黒スーツの男たちはいわゆる“メン・イン・ブラック”なのかもしれない。
そして導入からまだ間もなく、人気も絶頂に達していたある日、やって来た黒スーツの男たちは何の説明もなくポリビウスを運び出し、トラックに載せて持ち去ってしまった。そうしてこのつかの間の人気を得たポリビウスはゲームセンターから姿を消すことになったのだ。

ポリビウスとはいったい何だったのか? 知る者にとっては未解決ミステリーとなり、折に触れてゲーム好きの間で話題に上ることにもなった。しかしその存在をまったく知らない者からは根も葉もない“都市伝説”なのではないかと指摘する声も多く上がったという。
そしてポリビウスにまつわるある“疑惑”が浮上したのは1989年のことであるという。その時にネット上で広まった流言では、ポリビウスはポートランドの田舎にある1、2カ所のゲームセンターに数台しか設置されておらず、実は米軍関係者によって開発されたものであるというのだ。そしてこのポリビウスには、CIAのために開発された“行動変容アルゴリズム”が使われているというのである。つまりプレイをした者のその後の行動を変化させる機能を持っているのだ。

続く

以下ソース
http://tocana.jp/2018/07/post_17433_entry.html

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