2018年08月29日 22時00分
 喘ぎ声に関しては、「死んじゃう〜!」「もうダメーッ!!」と錯乱したような言葉を発する女性も多いが、春江氏によれば、それにはこんな理由があるとのことだ。

 「オーガズムのとき、体がフワフワと浮遊している感覚や、脳神経が錯乱状態になるという女性も多くいます。錯乱はどうして起こるかは科学的に証明されていませんが、私は脳の奥深くの大脳辺縁系にある、
空間認識能力に原因があると考えています。これは男子よりも女性のほうが能力が著しく劣ると言われており、地図を読むのが苦手な女性がいるのはそのためです。オーガズム時に分泌された、
覚せい剤に似た分子を持った快楽物質のドーパミンや、β―エンドルフィンなどの影響で神経が迷走し、空間認識能力が働かなくなり、錯乱を起こすことが考えられます」
 そのため、“この先どうなるのか分からない”という恐怖や不安から、「死ぬ」といったワケの分からない声を出す女性もいるのだとか。

 では、そもそも男はあんなに声を出さないのに、女は喘ぎ声を上げるのはなぜなのだろう。
「まず一つは、自分の体と心が現在どういう状況にあって、どのくらい感じているかをパートナーに情報提供するため。もう一つ重要なのは、声を出さないでいると声帯が閉じたままになり、
骨盤内にある子宮や膣を囲んでいる多くの筋肉が柔軟に活動できなくなるからです。つまり、性器周りの緊張を和らげて快感を得ようとする反応が、喘ぎ声なのです」(同)

 ごくまれに、終始無言でセックスをする女性もいるが、その場合はまだ相手に対して心を開いておらず緊張が抜けていない、もしくはコミュニケーションが苦手で自己をさらけ出せないタイプ、あるいは、プライドが高く相手に身を委ねられない女性のいずれかとのこと。

 そして、喘ぎ声についても地域によって特徴があると色川氏は言う。
「セックス時に狂乱して絶叫するような大きなよがり声を出すという人は、千葉や埼玉、福岡などの、そこそこ都会に多い傾向。東京ほど忙しい生活ではなく、ほどよいゆとりがある上に、
都会人の奔放な要素も加わり快感を得ることに積極的な姿勢をとります。福岡の女性に関して言えば、目立ちたがり屋で恋やセックスを積極的に楽しもうとする気質があります。
逆に、恥じらいが強いのは田舎。経験人数が少なく、自己を解放して快感にのめり込む人が少ないため、声も小さく、か細くなりがちです」

 大きな声で快感に浸ってくれる子がいいか、恥じらいを見せてくれる子がいいか。好みのタイプはどの地域に多いのか参考にしてほしい。
https://wjn.jp/sp/article/detail/0113627/