昭和42年に森永が発売した『エールチョコレート』は、そのCMへの出演で、同商品の“伝道役”となった山本直純の個性的なアクションと共に、同商品のキャッチコピーである「大きいことは良いことだ」というフレーズが多くの人々の心に刻まれることとなったが、この“「大」=「善」”という感覚は、かなり古い時代から、我々日本人の心の中に存在していたようだ。
「もともとは“子宝祈願”という名目で始まったお祭りみたいなんだけどもね、それがいつしか、男たちの“モノ比べ”みたいな、おかしなものになっていったんだよな。ハハ、ホント、おかしな話だよ(苦笑)」
かつて自身が生まれ育った西日本のとある地域で行われていたという、その奇妙な習慣についてそう語るのは、現在もなお、当地で暮らしている元漁業・吉岡正三郎さん(仮名・80)。吉岡さんの話によると、その昔、当地においては“子宝祈願”と称する形で、村の男性たちが“性器くらべ”をするという、実に不可解な祭礼が存在していたのだという。
「祭りが行われていたのはね、毎年冬至の日でね。その日になると、村の男たちはね、みんな、村はずれの滝の傍にある天神様に呼ばれるの。それでね、まずは下着を脱いで、“モノ”を出して。それで、神主さんがね、1本1本、“サオ”の丈を測るの」
そもそも寒さ厳しき冬至の日に、村の男衆が集まって、一斉に男性器を露出するというだけでも、なんとも奇妙な光景であるが、その男衆に対して、村の神職が、“サイズチェック”をするというから、もうこの時点で既に十分すぎるほどの“奇習”としての要素を持っていると言えるだろう。吉岡さんは続ける。
「まあ、寒い季節なもんだからさ、みんな、縮こまっちゃうわけ。けどもね、そういう中でも、たいそう立派なモノを持っている人間というのがいてさ。その中でもね、とりわけ“長い”ということで絞られた男たちはね、今度は、“タマ”の部分を確認されるわけ。それで、左右の大きさをね、神主さんが確認して、左が大きい場合は失格、右が大きい人間が合格、と(笑)。不思議なことだけども、もともと右側の“タマ”が大きい人間ていうのは、さほどいないらしくてね。すぐに合格者が決まるんだわ。……んで、その合格者がね、“福男”になるというわけ」
寒い冬の季節に呼び出され、白昼堂々、屋外で下半身を裸にされた挙げ句にペニスの長さを比べられ、さらには睾丸の大小をチェックされるという当地の男性たち。しかもこの“査定”により、右側の睾丸が大きい男性が“福男”に任命されるのだというのだから、なんとも奇妙な話だ。しかも、ここだけを聞くと、男性にとってはなんとも“割に合わない行為”でしかないのだが、実はこの風習、めでたくその“福男”の座を射止めた男性には、大きなメリットがあるのだという。
「“福男”になった男はね、そこから1年間、子供のできない家の嫁と、何度でもイタすることができるの。しかもね、毎回毎回謝礼がもらえるものだから、それこそね、そういうことだけしていれば、仕事をしなくても食っていけるっていうワケ……な、スゴいだろう? だからね、みんな、必死だったんだよ、当時は(苦笑)」
言ってしまえば、“男性としての機能”を評価される形で、村の中で「特別な存在」として位置づけられ、謝礼つきで、不妊に悩む人妻とのセックスにひたすらこなしていたという当地の“福男”たち。しかし、現代の我々からすると、その外見的な特徴だけで、男性の生殖能力を判断することは難しく、当地におけるこの習慣は、医学的な根拠に基づいているとは言い難いものだ。
続く
以下ソース
https://tocana.jp/2018/09/post_17800_entry.html
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