まるで石持て追われるように元貴乃花親方(本名=花田光司、46)が日本相撲協会に引退届を提出した。なぜ、「平成の大横綱」は大相撲界を寂しく去らなければいけなかったのか。この突然の“男のけじめ”を巡り波紋が広がっているが、なによりも気になるのが今後の生き方だ。果たして、一般人に戻った元貴乃花親方のカネや嫁はどうなるのか。

 誰もが予想もしない展開だった。白鵬の41回目の優勝で秋場所が大盛況のうちに幕を下ろしてわずか2日後、元貴乃花親方は代理人を通じて相撲協会に引退届を提出。その日午後に会見を開き、今年の3月、内閣府に提出した告発状の内容について「事実無根を認めろ」と有形無形の要請を受けていたと明かした。

 その上で、「真実は曲げられない」と主張。引退届を提出する決心に至ったと説明した。

 この告発状問題は、元貴乃花親方が弟子の貴ノ岩の暴行をめぐる協会の対応を不服として起こしたもの。その直後、これまた弟子の貴公俊が暴行を働いたために取り下げ、「これからは一兵卒となって、ゼロからスタートする」と謝罪。これで一件落着したものと思われてきた。それが、半年後の今日まで水面下でくすぶっていたことにまず驚かされる。相撲協会サイドはこの“貴の抵抗”を水に流していなかったのだ。

 もちろん、両者には互いに言い分があり、これをめぐってさまざまな動きや感情的なもつれもあったことは容易に想像できる。この引退を元貴乃花親方サイドに立って表現すれば、「これ以上やってられるか」と、ケツをまくった構図が思い描かれる。

 元貴乃花親方は、それほどあちこちからプレッシャーを受け、ギリギリのところまで追い詰められていたのだ。辞めるのも致し方なかったともいえるが、問題は辞めた後だ。

 元貴乃花親方が引退会見を開いた翌日、一部スポーツ紙が次のように報じた。

「東京・江東区東砂に構える貴乃花部屋の土地、建物が月74万円あまりの『貸倉庫物件』としてすでに入居者募集されている」

 これは、関係者の間で笑えない話題になった。

「元貴乃花親方がカネに困っているという噂は以前から流れていたので、『あり得る話だ』と受け取られたんです。でも、のちにこれは誤報だと分かりました。物件違いだったんです。元貴乃花親方側はカンカンで、これからも元貴乃花親方はこの物件に住み続け、これまで使用してきた土俵もそのまま存続させることを表明しています」(相撲担当記者)

 それにしても、現役時代から人気者で、引退したときも相撲協会から歴代1位となる1億3000万円もの特別功労金が支払われるなど、懐は暖かかったはずの元貴乃花親方に、どうしてこんなカネ詰まりの噂がたつのか…。内情に詳しい関係者は次のように話す。

「株ですよ。元貴乃花親方は周囲の声に耳を貸さない性格ですから、いったんのめり込むとなかなか後戻りできない。そのため巨額の負債を背負い、あるタニマチから中野新橋にあった部屋を担保に入れてカネを借り、穴埋めしたんですが、今度はそのタニマチの事業が傾き、とうとう立ち退きを迫られたんです。そのため、2年前に現在の江東区東砂に引っ越しすることになったんですが、このときにも転居費用として品川区東五反田にある自宅を担保に1億8000万円を借り入れたといわれています」

 つまり、懐は火の車…。相撲協会を退職すれば、当然のことながら退職金が支払われる。気になるのはその額だ。

 元貴乃花親方が親方として勤務したのは15年あまり。その間、4期弱の理事歴があり、功労金がプラスされるはず(非公開)だが、最大に見積っても2000万円台には届かないと見られている。

 これではとても2年前に借りた借金の穴埋めにならないし、なにしろまだ46歳。男の平均寿命の80歳まで34年も残っている。

 これまで相撲協会から貴乃花親方に支払われていた給料は毎月78万円あまり。これがなくなるのだから、さっそく日々の糧を求めて働かなくてはいけない。

続く

以下ソース
https://wjn.jp/article/detail/6343599/

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