「神の粒子」ことヒッグス粒子の存在を発見するなど、物理学に飛躍的な進歩をもたらしてきた「CERN」(セルン:欧州原子核研究機構)が所有する「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」。

 その後継機として注目されているのが、中国が開発中の超大型加速器である。建設開始は2021年に予定され、場所は万里の長城に近い河北省秦皇島市だという。科学ニュース「The Daily Galaxy」(10月13日付)などによると、この加速器の周長はLHCの倍以上となる54km、その能力はLHCの7倍以上とのことだ。

 政治的な意図は無視しても、これが完成すれば、中国が高エネルギー物理実験の一大拠点となることは間違いないだろう。宇宙の始まりである“ビッグバン”や“ダークマター(暗黒物質)”の解明は今後中国が担うことになるかもしれない。

 だが、これまでトカナでもお伝えしてきたように、LHCには超危険な一面がある。たとえば、一部の科学者たちがLHCを使い、秘密裏にブラックホールを発生させたり、パラレルワールドの扉を開いたり、あるいは旅客機を瞬間移動させている……など。CERNの科学者はこれらの疑惑を否定しているが、恐ろしいことに、世界的物理学者によると、LHCが孕む本当の危険はそんなレベルではないというのだ!

 知的情報サイト「Big Think」(10月11日付)によると、世界的な天文物理学者マーティン・リーズ博士が、LHCが引き起こす人類滅亡レベルの危険を3つ指摘しているという。

1、 ブラックホール

 リーズ博士がまず警告しているのは、LHCの実験により「全てを飲み込むブラックホール」が発生する恐れである。これについては故スティーブン・ホーキング博士も警鐘を鳴らしていた。統計的にヒッグス粒子があまりに不安定な為、仮に実験の中で安定状態に近づけることに成功すると、真の真空状態が生じ、より低エネルギーの真空が光速度で膨張することで宇宙全体が破壊されてしまうのだという。

2、 超高密度圧縮

 さらに、リーズ博士によればブラックホールの生成を回避できたとしても、地球が直径100mほどの「超高密度球体」に圧縮されてしまう危険性あるという。

 素粒子の1つであるクォークは、超高速で衝突し、崩壊することで、ストレンジレットと呼ばれる物質に自己生成すると言われているが、これが実際に起こった場合、全ての物質が高圧縮され、地球そのものがサッカー場程度の大きさになるというのだ。幸いなことにストレンジレットはまだ検出されていないが、いつ実験に成功するかも分からない。

3、 相転移

 そして、3つ目は相転移(phase transition)に伴う宇宙の崩壊である。リーズ博士によると、宇宙空間の真空は実際のところ「脆く、不安定」である可能性があるという。

 すると、大型加速器が粒子を高速で衝突させ、想像を絶する大エネルギーを発生させることで、相転移が引き起こされ、時空が切り裂かれるかもしれないというのだ。リーズ博士は、「これは地球だけでなく、宇宙規模の惨事だ」と語っている。

 中国が開発予定の大型加速器は、LHCの7倍以上の能力を持つとされる。ということは、リーズ博士が指摘するこれら3つの危険がより高い確率で起こるということだろう。人類は進歩の果てに自らの破滅を招いてしまうのだろうか……? そうならないことを願うばかりだ。

以下ソース
https://tocana.jp/2018/10/post_18439_entry.html

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