名前が記された幹部たちのもともとの所属先は、2015年8月に六代目山口組から分裂した神戸山口組系の組織の幹部が1人、その神戸山口組から昨年4月に分裂した任侠山口組系の幹部が4人となっている。山口組問題に詳しいフリーライターの鈴木智彦氏は「この名簿のインパクトは大きい」と話す。
「とくに注目すべきは、5人のなかに、任侠山口組の相談役を務め、有力二次団体の総裁でもあるB氏の名前があることでしょう。“昔気質で真っ当なヤクザ”と評判の人望厚いB氏がいたからこそ、織田(絆誠)代表率いる任侠は組織として1つにまとまったといわれてきた。そのB氏が六代目側に移籍したとする名簿の衝撃は大きい」
注目すべきは、このタイミングでそうした大物幹部の移籍情報を記した名簿が出回った事実だ。暴力団事情に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏はこういう。
「対立する『3つの山口組』の間では、熾烈な引き抜き合戦が続いています。六代目側が作成したと考えられるこの名簿は、“大物がこちらに移籍してきている”という戦果を誇示するためのものでしょう。
大規模な抗争を起こせば、警察による厳しい取り締まりの口実となるため、2015年8月に六代目と神戸が分裂した当初から、メディアなどを通じて、“自らが優勢である”とアピールする情報戦が繰り広げられてきた。今回の名簿には、六代目側が、任侠側に対してさらなる移籍を促し、圧力をかける目的があると考えられます」
六代目側は、分裂から3年の節目にあたる今年8月いっぱいを期限として、神戸側、任侠側からの“出戻り”を認めるという内部通達を出していたとされるが、期限後も切り崩し工作は続いているようだ。
「神戸側もその動きを察知しているので、これまで以上に“任侠山口組切り崩し”に注力することになる。任侠が草刈り場と化して先細りすれば、三すくみの構図が崩れ、六代目と神戸の対立が先鋭化する恐れもある。それぞれの本拠地や本部のある名古屋と神戸、淡路では、警戒を強める必要がある」(捜査関係者)として当局は注視しているという。
膠着状態に見えた対立構図が、新たな局面を迎えようとしている。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20181017_781753.html
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