人口の男女比がいびつな中国では、結婚できない男=剰男の存在が社会問題となっているが、彼らを手玉に取るようなデマを流した男たちが当局に拘束された。

「オラの村に、日本から嫁っこが来るらしい」

 10月2日付の「貴州都市報」によると、中国の内陸部に位置する貴州省安順市で、そんなウワサが拡散した。なんでも「同省政府が貧困救済政策の一環として、独り身の男性に日本やロシアからの外国人花嫁を提供する」というのだ。

 しかしこれは、男2人が悪ふざけでSNSに投下したニセ情報だった。

 同省では、一人っ子政策時代に男子偏重の産み分けが横行したことなどから、人口の男女比が12:10と大きくひずんでいる。単純計算では、男性の6人に1人は結婚できないこととなる。また同省は中国の中でも平均所得が低い省として知られており、他の地域から嫁に来る女性もまれだろう。

 そんな状況下、孤独を抱える剰男たちがこのデマに飛び付き、ネット上で一気に拡散したようだ。

 習近平政権が2020年までに中国の貧困を撲滅する目標を掲げていることや、同省政府が晩婚者を対象にした結婚支度金の給付など、結婚率を上げる政策を打ち出していることも、この根も葉もないデマに信ぴょう性を持たせたのかもしれない。安順市政府には一時、このデマを信じ、花嫁の提供を希望した剰男たちやその家族らから問い合わせが殺到したという。

 異変を察知した地元警察は捜査に乗りだし、デマを流した男2人を拘束した。香港紙「アップルデイリー」によると、剰男という不満分子を刺激する風説を流布した彼らの行為は単なるイタズラとして看過されず、厳罰に処される可能性もあるという。

 ちなみに同省の他の地区では、9月にやはり3人の男が貧困救済政策を担当する政府関係者を名乗り、花嫁の提供をする代わりに金銭を要求するという詐欺事件も発生している。それほどまでに、剰男たちの結婚願望は強いということなのだろう。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2018/10/post_179101_entry.html

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