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ペニスに工業用のベアリングを装着した結果、取り外せなくなった男が病院へと駆け込んだ。医師団は「あと少し処置が遅れていればペニスは壊死していた」と説明する。英紙デイリー・メールなどが伝えている。

ベアリングをはめた理由について「性的快感のため」と簡潔に述べた男は、インド・ニューデリー在住の33歳(氏名非公表)。痛みに我慢できず病院を訪れたそうだが、それまで2週間ずっとベアリングをはめたままだったらしい。

病院の報告書によれば、締まりのいいベアリングはペニスを根本から圧搾しており、血が止まったことで皮膚組織が壊死を起こし始めていたという。

医師たちはペニスを萎縮させる薬品を投与したり、空気圧でペニスを圧縮したり、果ては医療用ノコギリで直接ベアリングの切断を試みたものの、すべて失敗に終わった。

こうしている間にも壊死は進行してしまう。一刻を争う事態に、医師たちは「最終手段」を実行。ベアリングを取り除くため、大理石の切断などに使われるダイヤモンドカッターを持ち出したのだ。後に、彼らは医学雑誌にこう寄稿している。

「絶望的な状況におかれた時は、絶望的な判断をくだすことも必要になる」

言っていることはかっこいいが、やっていることは完全に狂っている。

結論から言うと、手術は成功した。秒間200回転するダイヤモンドカッターの力をもってしても、ベアリングを完全に切断するまで15分かかったという。なお手術は全身麻酔下で行われたが、カッターから出る火花で火傷しないよう、ペニスには常に冷水を浴びせていたという。

術後の経過はきわめて良好で、1週間後に男は退院し、2週間が経つ頃にはペニスも勃つようになった。人間の性癖や、性に対する好奇心・探究心は奥深く、簡単に定義できるものではない。しかしながら今回の事件を受けて、医師団はこう戒めている。

「ベアリングにしろ、ダイヤモンドカッターにしろ、本来の用途と違う使い方はオススメできない」

(ゼロ次郎)

以下ソース
https://k-knuckles.jp/6/3115/2/

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