英国では年末年始になると人間と動物の遺伝子を掛け合わせた「ハイブリッド生物」が話題になる。英国では2008年に「ヒトの受精及び胚研究に関する法」が制定。医療研究の目的ならば、ハイブリッド生物の作製を認めている。

 実際、11年には英国の3大学で155もの人間と動物の「混合胚」が作製されたことが明らかになり、衝撃が走った。その後、科学界への警告のため、毎年のようにハイブリッド生物の話題が報じられている。12月も「英国の科学者は神を演じているのか」と複数のメディアが報じている。

 同法では「作られた胚は14日以内に処分しなければならない」としているが、メディアは「処分されず、どこかでハイブリッド生物が生きているのではないか」と疑ってもいる。英国は世界初のクローン哺乳類として、1996年にヒツジの「ドリー」を誕生させたように、医療目的のためなら、規制が緩い。だから、暴走が懸念されるわけだ。

 科学問題研究家の阿久津淳氏は「科学者には2タイプある。鉄腕アトムの生みの親の『天馬博士』と育ての親の『お茶の水博士』だ。前者は科学研究のためなら多少は非道なことも行ってしまう優秀な専門科学者。後者は人道的な立場に立つ総合科学者だ。科学の発展は常に前者が見切り発車をしてしまい、大変な被害を人類に与えてきた」と語る。

 そして、華々しいiPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)研究の陰で、ハイブリッド生物がつくられていたわけだ。

 阿久津氏は「不治の病を治すことが目的とはいえ、道徳的倫理的にはいかなるものだろうか? イギリスの大学では、こういった研究を許されているらしい。現在は資金不足でストップしているので、ホッとするが、この分野は、お茶の水博士の人類愛で乗り切るべきだろう。科学は原子爆弾や水爆ばかりでなく、また大きな過ちを犯そうとしているのかもしれない」と指摘している。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/1233127/

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