視聴率三冠王の常連であった日本テレビが最後に「イッテQ」問題で減速した。スポンサーの一部は、すでに日本テレビの姿勢を疑問視し、他番組も含めて出稿停止が始まっているという。

 トップランナーが全体に急ブレーキをかけることもあり得ることを示した事例だが、ならば2019年のテレビ業界はどうなるのか? 関係者たちに2019年に注目すべきテレビ業界の動きを聞いた。

「日本テレビは営業収入が激減する可能性もあると言われています。正直、『イッテQ』がやったレベルの過剰な演出は他局でもやっていますが、初期対応があまりにも悪かったです。外部の責任にして自局のスタッフは何も悪くないという姿勢がスポンサーからも反感を買いました。そのため、2019年は今の地位にはいないでしょうね」(テレビ番組制作会社プロデューサー)

 やはり、日本テレビは各東京キー局の中では厳しい舵取りを迫られそうだ。では、逆に期待が持てるテレビ局はどこなのか。

「視聴率面では常に最下位レベルですが、テレビ東京は期待が持てますよ」(テレビ局関係者)

 意外な名前が挙がったが、その理由は何か。

「テレビ東京はかねてより他局が手を出さないマイナーなコンテンツにあえて手を出し、独自路線を走ってきました。それらが2019〜2020年にかけて一気に花開きそうなんです」(同)

 たしかに意外なコンテンツに手を出す局ではあるが、花開きそうなものとは何なのか。

「卓球とラグビーです。以前から卓球は世界大会をテレビ東京が放送し、ラグビーのW杯もテレビ東京が放送してきました。どちらも放映権を買い取ってくれる局が見つからずにいたので、テレビ東京には恩義を感じているようですが、卓球は女子も男子もスター選手が続々と登場しましたし、女子に至っては強豪中国に勝てる選手も育っています。そんな中で2020年を迎えるため、これまで恩を売ってきたテレビ東京がおいしいところを持っていくと言われています」(同)

 では、ラグビーについては……。

「ご存知のように、2019年は日本で初となるW杯が開催されます。他局も取材に乗り出すでしょうが、これまで地道に種をまいてきた甲斐あって、テレビ東京は優先的に独占密着などを勝ち取れるはずです」(同)

 地味と言われる競技にお金を注ぎ、それらがまとめて花開く時期を迎えているようだ。これが視聴率や売上にどのように貢献するのかは未知数だが、いずれにしても視聴者の興味がテレビ東京に向くこととなりそうだ。

 果たして来年の今頃、最も笑っているテレビ局はどこになるのであろうか。

(文=吉沢ひかる)

以下ソース
https://tocana.jp/2019/01/post_19071_entry.html

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/