こうした欲求が希薄な個体は生き残れず、遺伝子を残すことができなかった…という厳しい淘汰と進化を経て、現在があるのではないだろうか。
この3つの欲望は、人によって優先順位や個人差があるだろう。また、年齢による変化もあるかもしれない。そこでしらべぇ編集部は、「性欲がない」と自覚する人の割合を調査してみた。
全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、「自分には性欲がないと思う」と答えたのは、全体の31.4％。
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しかしこのデータはきわめて男女差が大きく、男性ではわずか16.3％だったのに対して、女性ではじつに46.5％と半数に迫っている。8割以上に性欲がある男性と5割近くが性欲なしの女性…この不一致は男女双方にとって他人ごとではないはずだ。
この圧倒的な男女の性欲差は、年齢が上がるとともに拡大する傾向も見られる。
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男性で性欲なしを自覚する人は、全ての世代で1割台だが、もっとも割合が高いのは意外にも20代で19.2％。また、もっとも少ないのは50代で11.2％という結果となった。
60代では加齢のせいかふたたび上昇に転じているが、男性の性欲は少なくとも60代くらいまでは「年を取れば衰える」というものではないらしい。
一方女性は、加齢ともに右肩上がりで性欲なし率が上昇。20代では27.1％に過ぎないが、5?60代では6割を大きく超えている。30代以降は大きく開いた男女の欲求格差は、悲劇的ですらある。
なお、地域別でもバラつきが見られた。
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男性でもっとも性欲なしの割合が高かったのは、四国で21.4％。首都圏が19.8％で続く。それと比べると、北関東や中国地方は性欲ありの人の割合が高いということになる。
一方、女性における地域別のバラつきはどうだろうか。
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男性で、性欲なしの割合が2番目に少なかった中国地方が、女性では1位で58.7％が「性欲がない」と回答。北海道も57.4％と高い。一方、九州・沖縄や北関東は、比較的性欲なし派が少ないことも判明した。
以下ソース
https://sirabee.com/2019/01/31/20161980407/
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