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ライブ動画配信で裸体をさらされたミラさんとジユンさん

 韓国統計庁の発表によると、2017年に韓国に到達した脱北者の数は1,127人。国境管理の強化により、ピークだった09年の2,914人の半分以下まで減少しているが、それでも毎年1,000人以上が北朝鮮から韓国へと命懸けでやってくる。その多くはまず中国に密入国するが、そこで厳しい現実を知る。ミラさんとジユンさんも壮絶な体験をした脱北者だ。

「BBC NEWS中国語版」(1月21日付)によると、ミラさんは5年前、22歳の時に脱北した。闇市に出入りしていたミラさんは化粧品やブランド服のコピー品、外国映画のDVDなどに触れ、中国に憧れを抱いていた。中国人男性と結婚したいとまで思い、脱北する方法を探っていたという。ようやくブローカーを見つけたが、費用が足りない。そこで、中国で人身売買されることに同意し、働いて返済する約束をした。しかし、それは普通の仕事ではなかった。

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2人がライブ動画配信をさせられた韓国のウェブサイト

 ミラさんは国境を流れる豆満江を越えると、韓国系中国人に引き渡され、吉林省延吉市のマンションの一室に監禁された。彼女にあてがわれた仕事は、韓国のウェブサイトでのライブ動画配信。それも服を脱ぎ、胸を出すことを強要されたのだ。

 一方、ジユンさんは8年前、16歳の時に脱北した。ジユンさんが2歳の時に両親が離婚したため、家は貧しかった。中国で1年間、出稼ぎするために、脱北を決意。ところがミラさん同様、だまされて動画配信で裸体をさらすことになったのだった。

 マンションではほかに9名が監禁されていた。ミラさんには動画配信を通じて知り合って3年の客がおり、その客はミラさんの境遇を不憫に思い、脱北者支援を行っているチョン・キウォン牧師を紹介してくれた。ある日、同じグループだったジユンさんと共に、意を決して3階の窓からシーツで作った縄を使って脱出。支援ボランティアとともに中国を横断し、第三国に抜けることに成功。韓国大使館に駆け込むと、韓国へと移送された。脱北してからミラさんは5年、ジユンさんは8年がたっていた。

 台湾メディア「上報」(18年8月29日付)によると、中国には10〜30万人の脱北者がおり、その大半は東北エリアに集中しているという。女性の割合が圧倒的に高いが、その多くは中国人男性に売られ、妻か性奴隷にされる。しかも、彼女たちを買う中国人は老人や経済力のない人が多く、苦しい生活を強いられる。習近平政権は性産業への締め付けを強化しているが、脱北者は例外のようだ。命懸けで中国への密入国が成功したとしても、そこには残酷な現実が待っている。

(文=中山介石)

以下ソース
https://www.cyzo.com/2019/02/post_192348_entry.html

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