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 メキシコ国立自治大学心理学部のエドガルド・モラーレス博士とフィレモン・アルバラード博士による共同研究が興味深い。「ぽっちゃりタイプの女性と結婚したほうが、スレンダー女性と結婚するより、男性は10倍も幸福を感じる」というのだ。

■ぽっちゃりタイプの女性との結婚のメリット

 その主な根拠は、以下の通り。

●1. ふくよかな女性は見た目に神経質になり過ぎない分、性格がおおらか
●2. 痩せてアグレッシブな女性に比べ、言い争いがあまり起きない
●3. ほがらかで打ち解けやすく、自分の友人と夫の友人を分け隔てなく大切にする
●4. 太めな女性の需要が少ないことから、浮気される心配をしなくて済む
●5. 夫をあらゆる面で満足させようと努力する

 なにより、彼女たちは愛情たっぷりのハグをしてくれるという。豊満な女性にギュッと抱きしめられると至福を感じる男性が一定数いるらしい。また、体型キープのため厳しい食事制限をする女性は、食べたいものを我慢することが少なくない。だが、それに付き合わされる男性は身が持たないだろう。ほんとは美味しいものを2人で思う存分味わってこそハッピーになれるのだから。

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 さらに、ぽっちゃりした女性は自分の身体に肯定的で、ダイエットに熱心というわけではないため、男性が「一緒に食事したい」といえばカフェやレストランに喜んでついていくフットワークの軽さと食事を楽しむ姿が魅力といえる。そこから信頼関係や親密度がグッと増すのは想像に難くない。

 また、「このパンツってお尻が大きく見えない?」とか「ねぇ、アタシ、太った?」といったような、無限ループの質問とも無縁だ。

 女優のケイト・ウィンスレットや歌手のアデル、メーガン・トレイナーなど、ぽってりとして官能的な女性たちは、その存在感が他を圧倒している。その一方、やせ細ったボディが依然としてメディアで求められているのも事実だ。

 かつて、スーパーモデルだったシンディ・クロフォードが、贅肉ひとつないフォトショップされた自分のグラビアを見て「私も『シンディ・クロフォード』みたいならいいのに」と痛烈に皮肉ったことはあまりに有名だが、最近ではそういった明らかにフェイクといえる肉体と決別し、ありのままの自分の姿を受け入れるリアルウーマンたちの声が広がっている。常に体重を気にして、今ひとつ自分に自信が持てないでいたプラスサイズ女子にも朗報となるはずだ。

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 そういえば、知人男性が「スリムなCAと結婚したつもりが、今じゃユニクロのXL」と苦笑いしていたことがある。どうやら、一緒にいて心地よいならば、パートナーが太っていようが痩せていようが、だんだん気にならなくなってくるものらしい。

(文=佐藤Kay)

以下ソース
https://tocana.jp/2019/02/post_83973_entry.html

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