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手前から北朝鮮の漁船、水産庁の取締船

 船上にずらりと干されている、おびただしい数のスルメイカ。船体には北朝鮮国旗が見える??。能登半島沖の大和堆周辺、日本のEEZ(排他的経済水域)内で日常的に繰り返される、北朝鮮漁船による密漁だ。

 2018年秋、石川県小木港所属のイカ釣り船団は、この海域周辺で北の密漁船と遭遇した。

「レーダーの画面に映っただけで、数百隻はいた。北海道沖の武蔵堆から大和堆まで、EEZ内には約2000隻の密漁船がいたと推測できる。しかもその数は、毎年どんどん増えている」(平塚秀樹船団長、以下同)

 本誌は、イカ釣り漁船の漁師が撮影した、北朝鮮による「密漁映像」を独占入手した。8本のDVDには、冒頭のようなシーンのほか、大型船に小型の木造船が横付けしている映像などが記録されていた。洋上で燃料や物資を秘密裏に取引する、「瀬取り」現場の可能性が指摘されている。

 また、2017年6月に大和堆周辺で撮影された映像では、水産庁の漁業取締船がいる目の前で、堂々と流し網漁をする北朝鮮漁船の姿が(冒頭の画像)。手前の小さい方が、北朝鮮の木造漁船。水産庁の取締船のすぐ近くで、資源保護のため国際的に禁止されている「流し網漁」をおこなっていた。

「以前の水産庁は、電光掲示板やマイクで密漁船に警告するだけだった。2017年から船に向け放水するようになったが、やつらはいったん逃げても、また戻ってくるから効果はない。
 日本は、完全になめられとる。日本の漁船が、ロシアや北朝鮮の水域に入れば、発砲されて沈められる可能性だってあるのに……」

 実際、1月30日には、島根県のカニ漁船が、ロシアの警備艇に拿捕されている。

 一方、日本がこのまま、北朝鮮の密漁を放置すれば、スルメイカ資源は絶滅しかねないという。東海大学海洋学部の山田吉彦教授は、警備体制を抜本的に見直す必要があると主張する。

「中国や韓国も、日本のEEZ内で乱獲をおこなっています。2017年のスルメイカの漁獲量は約6万1000トンと、ピークの3割以下に減っています。

 EEZ内に入ってきた船は即刻、拿捕すべき。海上保安庁や水産庁ばかりじゃなく、海上自衛隊を出動させることも考えたほうがいいでしょう」

 2月27日には、ベトナムで2度めの米朝首脳会談が開かれる。トランプ大統領は、核だけでなく、北朝鮮の密漁も許容するのか。

以下ソース
https://smart-flash.jp/sociopolitics/62688

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