「トランプ大統領が安易な妥協をせずに良かった」――米朝会談が土壇場で決裂したことに、安倍政権はひとまずホッとしている。

 いま、安倍周辺が警戒しているのは、自由党の小沢一郎代表の「電撃訪朝」だという。すでに小沢代表は、北朝鮮訪問を明言しているが、米朝会談が失敗に終わったことで、小沢訪朝の実現性が高まる可能性があるからだ。

 小沢代表の「訪朝発言」が飛び出したのは、アントニオ猪木参院議員が国民民主党の会派に加わることを表明した2月21日の記者会見。会見に同席した小沢代表は、「いま北朝鮮と対話できる人は猪木さんしかいない。来いと言われればいつでもご一緒したい」と強調し、猪木議員も「早い時期にそういう機会をつくりたい」と早期の訪朝を予告してみせた。猪木議員の訪朝は30回を超え、昨年9月にも訪れている。

 小沢代表も、自民党の幹事長時代、「金丸訪朝団」の一員として北朝鮮に行き、金日成主席と会っている。

「猪木さんが持ちかければ、いつでも北朝鮮は、小沢訪朝を受け入れるでしょう。でも、小沢さんが訪朝するとしたら、金丸訪朝団の時のように超党派で行くことになるのではないか」(霞が関関係者)

 もし「小沢訪朝」が実現し、拉致問題や日朝関係が動いたら、この6年間、成果ゼロの安倍首相は、外交無能をさらすことになる。

 元外交官の天木直人氏が言う。

「小沢さんは、いますぐにでも訪朝すべきだと思う。実は最近、私は北朝鮮の関係者から訪朝しないかと持ちかけられた。北朝鮮は日本とのパイプ役を探しているというのです。安倍政権には期待していないが、北朝鮮もホンネでは日本との関係改善を望んでいる。小沢さんは、うってつけでしょう。しかも、米朝会談が失敗に終わり、いま金正恩は困っているはずだから、小沢さんと会う可能性がある。訪朝するなら、いまがチャンスです。外交は相手に会い、ホンネを聞くことが大事です。小沢―正恩会談が実現したら、世界中が小沢一郎という政治家に注目しますよ」

 もし、安倍首相が本気で拉致問題を最優先に考えているなら、小沢訪朝を後押しするべきだ。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/248541

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