芸人の仕事といえば笑いをとることであり、ボケと表現される。コンビ芸人の場合、ボケに対してツッコミが存在することで笑いを生んでいるが、このツッコミに対して少々おかしなクレームが入っているという。

「テレビ業界は日々舞い込むクレームに対処し、どんどん委縮していますが、最近は『ついにここまで来たか』と思うような申し入れも多いです」(テレビ局関係者)

 番組がクレームの影響を受けて内容が保守的になっているのは旧知の事実だが、ここまで来たとはどういうことなのか。

「市民団体や婦人団体からのクレームは特に多いのですが、最近きたクレームのひとつにお笑い芸人のツッコミが暴力なのでやめろというものがありました。つまり、芸人さんがツッコミの際に相方を叩く行為を一切禁止するか、相方を叩く芸人のテレビに出すなという要望です」(同)

 開いた口が塞がらないが、たしかに「ここまで来たか」である。

「頭を叩く行為のほか、胸をドつくような行為もいじめに繋がるという理由のほか、心臓に悪いからやめるように言われています。ただ、一般人を叩く行為を禁じるならまだ理解できますが、あくまでも相手はコンビを組んでいる相方です。お互いにこの世界で頑張ろうとコンビを組んでいて仕事として叩いているにすぎません。そこまで規制させるのかというのが率直な感想です」(同)

 これは、おっしゃる通りとしか言いようがない。規制を要求するクレームには、いじめに繋がるなど様々な理由が付随されるが、今回も同様のようだ。しかし、このクレームはひとつの職業を奪う意見でもある。その点は完全に無視して良いのだろうか。

「芸人さんを出すなとまで言われる時代がくるとは想定外でした。テレビの規制はどんどん進んでいますが、言ってみればクレームは総じて臭いものには蓋をして見せるなという発想なんです。しかし、それが本当に教育のために良いのかどうか考えてほしいものです。臭いものも見せた上で教育してほしいんですけどね」(同)

 またしてもテレビの規制は進んでしまうのだろうか。もはや市民団体や婦人団体が存在を誇示するための嫌がらせとも思えてくるものだ。

文=吉沢ひかる

以下ソース
https://tocana.jp/2019/03/post_87162_entry.html

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