巨大政党で要職に就き、裏ボスと称される大物議員のX氏に近しい人物がそう語る。いまX氏には、表沙汰になれば辞任必至の反社密接交際スキャンダルが浮上しているのだ。
「実は、X氏の息子A氏と暴力団がズブズブの交際をしているのです。過去の事件がメクれたことがあるにもかかわらず……です」（X氏関係者）
過去の事件とは、A氏と元暴力団幹部Ｂ氏が１６年から１７年の間にエネルギー関連会社を乗っ取ろうとした疑惑を持たれ、Ｂ氏が逮捕・起訴されたものだ。
「Ｂ氏が中国人女性経営者と共同代表を務めた会社で、『女性から（Ｂ氏に）株を譲渡された』と偽造した株主総会議事録を法務局に提出。女性の解任など虚偽の内容を登記させた容疑でした。実は、ふたりは大物議員のX事務所が仕切る訪中団で、Ｂ氏が息子のA氏に近寄る形で出会いました。女性からX氏のパイプを期待されたふたりは会社の取締役に就任。製品に関わる認証を取得することで優良企業に押し上げたのです」
女性を代表退任させれば乗っ取り成功だったが、女性は思惑に気付き、Ｂ氏を刑事告訴。A氏は危機を感じ、告訴前に取締役を退任し、難を逃れたのだ。
この件でX氏は息子のA氏に対し、「反社会的勢力ときっぱり縁を切るように」と厳しく指導したという。だが、まったく効果がなかった。実は、Ａ氏は都内に根城を構えるある組長とズブズブの関係で、マスコミの間で「そろそろメクれるのではないか」と囁かれているのだ。
「A氏は組長と頻繁に食事をする深い間柄なんです。あれは去年かな。A氏が経営する飲食店が警察に摘発されたことがあった。どうしても逮捕を免れたいA氏は組長に縋り、手下の若い衆を替え玉として提供してもらい、警察に出頭させたのです。だから一生、組長に頭が上がらなくなってしまった」（暴力団関係者）
X氏も踏んだり蹴ったりだ。
「X氏は前回の事件発生時、『親子は別人格だから知らない』と述べました。ですが、今回仮にツーショット写真などが世に出れば、一発アウト。辞任は避けられませんよ」(社会部記者）
果たして、裏ボスは窮地を脱することができるのか。
（狩野玖太）
以下ソース
https://k-knuckles.jp/6/4408/2/
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