テレビ朝日の看板番組『報道ステーション』が足元から音を立てて崩れ始めようとしている。いまや局内を二分する派閥争いが勃発し、いずれは番組構成にも影響を及ぼしかねないほど事態が深刻化している。

 騒動の発端は昨年10月に『報ステ』の新キャスターとして古巣に復帰したフリーの徳永有美(43)の重用にあるという。メインキャスターの富川悠太アナ(42)を10月に降板させ、徳永単体をメインに据えるべく水面下で調整に入っている動きがあるのだ。

 「秋からは一気に体制を変えるようです。富川&徳永コンビが月曜から木曜日だったのに対し、10月から徳永を月〜金曜日に出演させるというんです。併せて金曜だけメインを張っていた同局の竹内由恵アナ(33)と小木逸平アナ(44)の降板も決まっているというのです」(テレ朝関係者)

 昨年10月の抜擢からわずか1年で単独メイン起用が内定した徳永。決め手は“テレ朝のドン”と呼ばれる早河洋会長の鶴の一声だったという。

 「1番は視聴率です。大きな事件などがないと視聴率がなかなか跳ね上がらなかった『報ステ』も、徳永を据えてからコンスタントに視聴率12〜13%をキープし、いまではトップをひた走っている。何とかこの流れを定着させたいのです」(編成関係者)

 さらに4月以降、『報ステ』を取り巻く環境に大きな変化が訪れることも、“徳永メイン”に向けた動きを加速させたようだ。

 「多少放送時間が異なるとはいえ、今後は“夜の報道番組戦国時代”を迎える。元NHKの有働由美子がメインの『news zero』(日本テレビ系)が平均11%と猛追している。さらに、4月からは視聴率が低迷していた『NEWS23』にテレ朝の小川彩佳アナを大抜擢する方向。『Live News α』(フジテレビ系)も同局エースの“ミタパン”こと三田友梨佳アナが起用される。まさに百花繚乱、女性キャスターのバトルワールドに突入するんです」(放送作家)

 ところが、こうしたテレ朝上層部の動きに猛反発を深めているのが、メインを務めてきた富川アナを筆頭とする竹内アナ、小木アナなどの同局アナウンサー連合、さらに『報ステ』を制作する報道局報道番組センターの一部スタッフらだ。
「富川アナらは局アナの待遇に異議を唱えています。同局を退社しフリーに転身する宇賀なつみアナや小川アナも、元は理不尽な番組降板が発端になっているからです。局アナを重用せず一度退社した徳永を『報ステ』のメインに据える局サイドの姿勢に、看板アナらが初めて反発の狼煙を上げたんです」(事情通)

 富川アナに至っては局の体制に変化が見られない場合、自ら責任を取って退社の意向まで示しているというから強硬だ。

「局アナを軽視する風潮に加え、『報ステ』の番組制作体制にも疑問を感じているんです。早河会長が安倍首相と昵懇の間柄だからか、最近の『報ステ』は看板だった政権批判をほとんどやらない。日テレを範にしたようですね。政権の意向を忖度し、批判色を弱めようとしていると囁かれているほど。こうした風潮に局アナの件も含め、『ニュースステーション』時代からのジャーナリズム精神を踏襲するスタッフらが反発しているんです」(報道関係者)

 不満爆発寸前の現場に対して、テレ朝上層部は全く聞く耳を持つ気配がないという。むしろ、徳永メイン起用を既定路線とする体制固めを進めているようだ。

 「6月の人事異動ではかなり露骨なことが起きるでしょう。最近では、徳永重用の不満を口にしていた報道局員も口を貝のように閉じてしまった」(同)

続く

以下ソース
https://wjn.jp/article/detail/8986419/

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