今回、徳永を『報ステ』メインキャスターにすべく動いているのはテレ朝上層部や一部の報道局幹部だけではない。同局のバラエティー番組を制作する編成制作局制作1部のスタッフらも猛プッシュしている。“報道番組にバラエティー番組の関係者がなぜ?”と思うかもしれないが、この謎の裏に見え隠れするのが徳永の夫であるお笑いタレント・内村光良の存在だ。

 そもそも、昨年10月に徳永を起用した時点から、テレ朝は内村に目を付けていたと言われている。

 「テレ朝社員の夫がいた徳永と内村の不倫が報じられ、大騒動になったのは誰もが知るところ。その後、すべての番組を降ろされ追われるように同局を退社した。夫と離婚後の2005年に内村と再婚し子供も生まれた。13年ぶりの番組復帰の裏に何か計算があると見た方が自然です。いまのテレ朝は報道&情報番組は徳永と羽鳥慎一を二枚看板でしのぐべく道筋が見えてきた。ドラマは絶好調。後はバラエティー番組さえブレークしてくれれば鬼に金棒。その秘策が内村というわけです」(前出・事情通)

 内村は大の愛妻家で、趣味は「妻と子供」と公言するほどだ。だから妻の徳永が望むことは、どんな犠牲を払ってでも叶えようとするはず。徳永重用の裏では、内村とテレ朝の間である密約説が流れている。

 「徳永メインの『報ステ』放送時間帯は、他局の出演オファーを受けないこと。いまや内村の潜在視聴率は14%台ですからね。万が一、日テレやフジなどに出演されると『報ステ』はアッという間に数字を落としてしまう。逆に、『報ステ』放送時間終了後は他局の報道番組潰しで、新バラエティー番組の立ち上げまで噂されている。例の不倫騒動で打ち切りになった『内村プロデュース』の復活ですよ」(編成関係者)

 会社愛vs夫婦愛。

終わり