「生まれ変わりました」じゃねえよ。

3月初っぱなからあちこちで共通の話題になっている老舗電子書店「eBookJapan」とYahoo!ブックストアの一本化。新たな展開による魅力を語り合っている人は一人もいない。ほぼ例外なく、この話題には怒りと不安とが渦巻いているのだ。

 イーブックイニシアティブジャパンが運営する「eBookJapan」は、これまで多くのユーザーの支持を集めてきた。ラインナップが豊富で過去の名作も山のようにある。画質もなかなかよい。何よりも、読むときの閲覧アプリが優れていた。実際の本棚のように背表紙で並べることができ、読書している時の感覚はパソコンでもスマホやタブレットでも、長年慣れ親しんだ紙の本を読む時と遜色はなかった。

「アプリを使えば端末にダウンロードしながらでも読むことできます。それに、シリーズ各巻を並べた時も所有欲を満たすことができるデザインになっていました。そうした優れた要素が一本化によって完全に消滅してしまったんです」(編集者)

 ユーザーが激怒しているのは、アプリの改悪である。これまでの「eBookJapan」のアプリは、サイト上で購入した本を自分の手に持ってきて読む感覚に特化したもの。ところが、新たなアプリはまったく違う。

「本を買って読むという感覚がまったくなくなってしまいました。背表紙で並べることもできませんし、所有している感覚がまったくないのです。おまけに、必要もないのに毎日無料で読めるポイントがつくとは……」(同)

 もちろん、一本化そのものは悪いことではない。だが、これまでのユーザーが満足感を得ていた下地の部分がすべて消えてしまっているのだ。これは「改悪」以外の何物でもない。単にリーダーはそのままに、サービスだけ移行すればよかったのに、もっと本を売りつけようという意思が見え隠れしているのだ。

 それでも、ユーザーは使い続けるしかない。

 なにせ評判の高かった「eBookJapan」ゆえ、会社が潰れて読めなくなってしまうという不安や可能性はほとんどなかった。なので、すでに大量のマンガを所有しているユーザーが多いのだ。筆者も1,000冊程度を所有しているが、これはまだ少ない方。5,000冊どころか1万冊を所有しているユーザーもざらにいるのである。

 つまり、いまユーザーにできるのは「元のアプリに戻せ」と新「ebookjapan」に要求していくことであろう。

 これはきっと、何かの悪い巡り合わせで担当者がマヌケだっただけ。きっと要望が集まれば、すぐに前の状態に戻るはずだ。

 現在も旧アプリは使用できるが、これもいつまでかはわからない。一刻も早く要望を送りつけよう。

(文=昼間たかし)

以下ソース
https://www.cyzo.com/2019/03/post_196800_entry.html

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